姨捨駅入場券
(表)
(裏)
日本三大車窓で有名な篠ノ井線・姨捨駅の入場券です。昔ながらのB型硬券です。表面はスタンダードな硬券入場券のイメージを踏襲していて、裏面には「姨捨駅来駅記念」と印字されています。JR東日本では管内全駅で発売時刻から2時間制限となっていますが、このきっぷには発売時刻を記載する欄はありません。
姨捨駅は国鉄時代に簡易委託化され、それ以降は駅構内の売店できっぷを発売していました。その売店はJR化後の平成初期には閉店され、それ以降は長らく無人駅となっています。
(姨捨駅舎)
平成22年に駅舎がリニューアルされたのを機に地元のボランティア有志によって、訪れる観光客に対して観光案内やもてなしが行われています。そして、確か一昨年あたりからこのような記念入場券を発売するようになっています。とは言っても、正式に販売契約を交わしたわけではないようで、この入場券以外のきっぷの発売はありません。
昨年分の発売は冬を迎える前の11月4日で終了しています。また暖かくなって観光客が戻ってきたら再開すると思われます。4月以降は消費税が上がりますが、初乗り運賃は140円で据え置かれているので、この版の入場券がそのまま発売されるものと思われます。