続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

岡山・尾道おでかけパス

岡山・尾道おでかけパス

 JR西日本岡山支社管内では春と夏の学休期間になると岡山県内が1日乗り放題になる「〇休み岡山県内おでかけパス」というフリーきっぷを発売していました(〇の部分には季節が入ります)。

f:id:imadegawa075:20201102222931j:plain

 今春は期間とフリーエリアを拡大し、1月15日~3月31日の毎日に「岡山・尾道おでかけパス」として発売されています。きっぷは自動改札対応の85mm券から非対応の120mm券にサイズが変わっています。フリーエリアは以下のとおりです。赤字部分は拡大されたエリアです。

【フリー区間】

  • 山陽線:三石~糸崎
  • 山陽新幹線:岡山~新尾道
  • 伯備線:倉敷~新郷
  • 宇野線:岡山~宇野(全線)
  • 瀬戸大橋(本四備讃)線:茶屋町~児島
  • 赤穂線:寒河~東岡山
  • 福塩線:福山~府中
  • 津山線:岡山~津山(全線)
  • 姫新線:美作土居~新見
  • 因美線:東津山~土師
  • 吉備線:岡山~総社(全線)
  • 芸備線:備後落合~備中神代

 要は岡山県内から岡山支社全域にフリーエリアが拡大されました。しかも、それまで普通列車のみ有効だったものが、必要な料金券を買い足すことによって新幹線や特急列車・グリーン車も利用できるようになりました。きっぷとしての使い勝手は良くなったと思います。

【ひとこと】

 「地図をご確認ください」という割に券面に新幹線のフリーエリアの記載がないんですが、岡山~新尾道間が利用できます。私は新尾道駅から新幹線に乗って帰りました。

 個人的には今回のリニューアルは歓迎ですが、きっぷの値段は1,000円から1,800円に値上げされています(小児は300円→500円)。岡山県内しか利用しない人にとってはちょっといただけないかもしれません。あとは前日まで発売という妙な制限はさっさとなくしてほしいです。

使い勝手:★★★☆☆

お得感:★★★☆☆

当日発売:なし(前日まで)

小児用:あり(500円)