ＳＬうまさぎっしり庄内号
◆種別：快速
◆区間：村上～酒田
快速「ＳＬうまさぎっしり庄内」号は一昨年まで秋に運転されていましたが、昨年から６月になり、今年も６月２３・２４日に運転されます。運転区間は村上～酒田間を１日片道ずつの運転となります。ＳＬの運転区間が約１１０Ｋｍにもおよび、ここ何年か各地で運転されたＳＬ列車の中では最長距離です。途中の停車時間を含めると４～５時間乗車することになるので、これだけの運転時間がかかると１日で往復するのは難しい感です。
（羽越線・鶴岡）
車両はＪＲ東日本新津運輸区のＣ５７－１８０と「ばんえつ物語」で使用されている１２系客車でした。往路は新潟地区からの復路は庄内地区からのパックツアーが組まれていたようで、ヲタよりも家族連れが多く、乗車率もおよそ８割程度と好調でした。
私は昨年利用しました。ちょうど「ＪＲ東日本パス」の発売時期と重なり、指定は非常に取りづらかったです。また、先述のとおりツアーで相当数の座席が抜かれていたのも理由にあると思います。ツアーの客の方が確実に乗って利益に貢献してくれるので、そちらに注力するのはある程度仕方のないことかもしれません。
ところで、「うまさぎっしり」と名前が付くだけあって、途中の停車駅では停車時間を利用して沿線の特産品の販売やおもてなしがありました。私個人的にはあつみ温泉駅で振る舞われた「にんじんポタージュ」が秀逸だったと思うんですが、どうやら今年はないようです。
（笹川流れ）
この日は前日の雨と打って変わって天気に恵まれ、初夏の庄内平野や日本海の景色を楽しむことができました。ちょっと残念だったのは村上駅に到着する時刻が遅過ぎて、村上の城下町を観光する時間がなかったことです。もう１～２時間早かったら村上を観光してから帰れたんですが、微妙に遅かったので直後の「いなほ」で村上を後にしました。
