たんば
◆種別：特急
◆運転区間：京都～福知山
◆運転終了日：平成２３年３月１２日
（ヘッドマーク）
特急「たんば」は平成８年の山陰（嵯峨野）線・園部～福知山間電化に伴って、特急「あさしお」・急行「丹後」を置き換える形で登場しました。運転区間はずっと京都～福知山間でした。また、特急「まいづる」や「はしだて」と併結されることが多いので、上下で運転本数が違うのが特徴的で本数も目まぐるしく変わりました。１５年間の間に上下９本運転されたこともあれば、下り２本のみの運転だった時期もありました。
車両は一貫してＪＲ西日本福知山電車区の１８３系でした。この色の１８３系は現在定期運用から離脱している模様です。これらは北陸で走っていた交直流用の４８５系からの改造車で、交流設備を撤去した上で直流専用の１８３系化されています。
今年３月のダイヤ改正で、北近畿地区の特急列車の整理が行われ、「たんば」は「きのさき」に統合される形で廃止となりました。「きのさき」は新たに京都～福知山・豊岡・城崎温泉間の運転となりました。福知山発着でも「きのさき」という愛称なので、個人的にはどうも違和感があります。無理やりなくす必要もなかったんじゃないかと思います。
私は何回か乗ったことがありましたが、指定席は乗っていなかったので廃止前の２月の３連休に乗ってきました。自由席乗っている人はソコソコいましたが、指定席にはあまりいませんでした。写真は山陰（嵯峨野）線・園部駅で撮影したものです。
