続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。今年で15周年を迎えました。

タワーズパック

新幹線名古屋往復きっぷタワーズパック

 昨年12月19日~今年1月11日の期間限定で、「新幹線名古屋往復きっぷタワーズパック」なるきっぷが発売されていました。効力は豊橋エリア(豊橋~豊川・二川間)で発売されている「新幹線名古屋往復きっぷ」にセントラルタワーズ(=名古屋駅ビル+JR名古屋タカシマヤ)で利用できる1000円分のクーポンが付いているものです。静岡近辺で発売されている「パルシェお買いものきっぷ」の新幹線版といった感じです。

P0134 (ゆき)

P0135 (かえり)

 矢印が珍しい形です。クーポンは使ってしまったので手元にありません。発売額は2900円で当日のみの発売でした。豊橋駅のエクスプレス券売機でも対応していました。通常の「新幹線名古屋往復きっぷ」は平日用が2800円、土曜休日用が2260円なので、100円ないし540円足せば1000円分のクーポンが付いてきます。言い換えれば実質1900円で豊橋エリア~名古屋市内を新幹線で往復できてしまう計算です。豊橋~名古屋間を正規で買うと4460円するので半額以下になります。

 このきっぷの情報を見た時「期間限定とはいえこりゃあ強烈だなぁ」と思いました。名古屋まで買い物に行く人にはとても魅力的なきっぷだと思います。でも、豊橋~名古屋間で競合する名鉄には打撃必至ですし、名古屋駅で高島屋と競合するデパート(松坂屋・名鉄・近鉄パッセ)に対しても1000円クーポンという撒き餌で優位に立ってしまう感があります。

 思えば高島屋が名古屋に進出して今年で10年になります。当時は名古屋では”4M”と呼ばれるデパート(松坂屋・名古屋三越・丸栄・名鉄)がしのぎを削っていましたが、高島屋の進出で勢力図ががらり一変しました。特に影響を受けたのは松坂屋で、もともと古くて小規模な名古屋駅店のすぐ隣に真新しい大きな高島屋が出来てしまったので、その凋落ぶりは痛々しいほどでした(ただ、元々はセントラルタワーズには松坂屋が進出する予定でしたが、途中で撤回したため、代わりに商売敵の高島屋が進出してきてしまったというマヌケな経緯があります。この時の致命的な経営判断のミスが敗因だと思われます)。松坂屋名古屋駅店の入居する名古屋ターミナルビルは建て替えるべく今秋に取り壊されますが、7年後に新しく建つビルには入居せずに名古屋駅から撤退する模様です。

【補足:10/3/7】

 3月13日~5月9日の期間限定で再発売されることが発表されました。