続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

田町駅M3

田町駅M3

 JR東日本の東京都23区内のみどりの窓口ではほぼ感熱印字の端末に置き換えられています。23区内の駅で残るは常磐線・綾瀬駅ぐらいですが、東京メトロに委託された窓口であるため発売できるきっぷや取扱に制限があります。感熱印字のきっぷは保存性が良し悪しが確認できていない上にインクの乾きが悪いので、収集対象として決して好きになれませんが、印字や機械のメンテナンスコストを考えると仕方がない感じがします。

Tamachi_midori(田町駅みどりの窓口)

 山手線・田町駅は昨年の夏に熱転写印字(MR20型)から感熱印字の端末(MR32型)に置き換えられていますが、置き換えられたのは3台中2台(1・2番窓口)だけで、1台(3番窓口)はMR20型のまま残っています。しかし、3番窓口はほとんど稼動しておらず、GWや年末年始など混雑が激しいときのみひっそりと稼動しているようです。

 そんな田町駅の3番窓口が12月上旬の昼間に稼動しているという情報をキャッチしたので行ってきました。11月下旬~12月上旬は年末年始の指定券の発売をするので、いつも以上に窓口が混みあいます。それに事前予約を捌く必要があるので、稼動させたのだと思われます。

 私が田町駅に着いたのは昼の12時ごろでした。その時はまだ1番と2番が開いているだけで、きっぷを買うために並んでいる客が15人ほど窓口の外まで連なっていました。田町駅は1日15万人もの人が利用する駅(JR東日本全体で17位)の割には窓口体制が貧弱な印象を受けました。朝申し込んだ事前予約を受け取るためだけに並んでいる人も結構いました。この日はちょうどUターンラッシュのピークの1月3日分の受付をしていて、70件近い事前予約を受けていたようでした。

M0251

 待つこと25分(!)。こうして購入したきっぷの一部です。私の順番になってちょうど3番窓口が開きました。発売箇所表記は「田町駅M3」となっています。MR32型の2台はそれぞれ@1、@2になっています。きっぷを手にして「やっぱり転写印字はいいなぁ…」と25分も待たされたことを忘れ、悦に入っていました。傍から見たらかなり気持ち悪い人だったと思います。

 この数日後の夕方、再び田町駅を通りました。この時も10人ちょっと並んでいましたが、3番窓口は閉じたままでした。ひょっとしたら年末の混み合う時期にまた動くかもしれないですし、もう動かないかもしれません。これは中の人のみぞ知るといった感ですが…。