私の場合、きっぷを入手したらすぐにExcelに記録するようにしています。そうすると枚数や収集済みのを一発で把握でき無駄が減ります(なくなるとは言わない)。
集め始めたばかりのの頃はノートに書いてました。何年か経って「富士通OASYS」というワープロに表形式で記録するようになりました。自分用のパソコンを買ってからはOASYSからExcelへ移行しました。この時はデータ移行がうまくできず1ヶ月かけて手打ちでやった覚えがあります。現在はiPadのExcelで管理しています。
きっぷの種類によって記録したい項目が異なるので、券種ごとに分類してシート分けしています。私は以下のように分類しています。
乗車券類
- A:101Km以上の長距離乗車券
- B:100Km以下の近距離乗車券
- C:連続乗車券
- D:区間変更券
- E:社線連絡券
指定券類
- F:新幹線特急券
- G:特急券
- H:急行+指定席券
- I:快速・普通列車の指定席券
自由席券類
- J:新幹線自由席特急券
- K:特急券
- L:急行券
- M:普通列車用Bグリーン券
トクトクきっぷ
- N:フリー型
- O:回数券型
- P:片道・往復型
- Q:往復+フリー型
周遊券類
- R:周遊券・周遊きっぷ
- S:一般周遊券
記念きっぷ
- T:記念入場券
- U:記念乗車券
- V:記念料金券
その他
- W:ライナー券・乗車整理券
- X:乗車票
- Y:連絡船関係
- Z:指定料金券・グリーン料金券
- @:その他もろもろ
私の収集対象は基本JR券なので、この分類方法でさほど困ることはありません。人によっては周遊券や記念きっぷは要らないでしょうから、個人の趣向に合わせてアレンジすればよろしいのではないかと思います。
では、分類した後に何を記録すべきかと...。項目が少なすぎると記録として使えないですし、かと言って多すぎると記録するのに疲れます。これも正直個人の好みの問題です。
Aの長距離乗車券について私がどういう項目を記録しているかを挙げます。
- 使用年月日
- 乗車駅・下車駅
- 地紋の会社
- 割引1(往復割引・社員割引・株主優待など)
- 割引コード
- 割引2(小児・学割・ジパング割引の年齢属性のもの)
- 有効日数
- 実発売箇所・端末番号
- ダミー発売箇所・端末番号
- 券番
- 軟券・硬券・常備券の区分
これではピンと来ない思うので、実例を挙げます。
(例1)
こちらは「九州ネットきっぷ」の乗車券部分です。割引コードは右上の(企)642のコードを記録します。区間や割引率によって細かく変わります。また、発売箇所が2段になっている部分は実発売箇所を小倉駅、ダミー発売箇所を「予約センター」と記録しています。
(例2)
こちらはジパング倶楽部割引(3割)と往復割引が重複適用された乗車券です。同じように学割も重複適用ができます。そのため割引を記録する箇所を2つに分けて記録するようにしています。
(例3)
最後は姫新線・三日月駅で発売されている乗車券です。実際の購入場所は三日月駅そばの委託販売所でしたが、きっぷには管理駅の佐用駅が印刷されています。この場合、実発売箇所を三日月、ダミー発売箇所を佐用とします。管理駅は管轄の変更によって券面にも反映されることがあるため、記録しておくとよいと思います。
例1 | 例2 | 例3 | |
乗車年月日 | H30.03.10 | H30.07.05 | H30.10.06 |
乗車駅 | 小倉 | 西明石 | 三日月 |
下車駅 | 大分 | 東京都区内 | 大阪・新大阪 |
地紋の会社 | 九 | 西 | 西 |
割引1 | 九ネット | 復割 | |
割引コード | 642 | ||
割引2 | ジ3 | ||
有効日数 | 2 | 10 | 2 |
実発売箇所 | 小倉 | さくら夙川 | 三日月 |
〃 端末番号 | MV50-3 | F1 | |
ダミー発売箇所 | 予約センター | 佐用 | |
〃 端末番号 | 71 | ||
券番 | 30023-03 | 10344-01 | 0047-11 |
券種 | 感熱MV | 感熱MR | 常備軟券 |
項目レベルではもっと細かく分けていますが、Excelに記録する形としてはこんな感じになります。
Excelで記録する際ですが、1行目は空けて行固定した上でフィルターを付けると検索する際に便利です。Excelのバージョンによってやり方が微妙に異なるので、分からなかったらググってください。
これが私が記録している変態Excelのごく一部です。本邦初公開です。これをフィルター機能で実発売箇所(K列)を「名古屋」で絞って表示させたものです。データはシートは右側にも広がっていますが、こうして見ると一目瞭然です。思ったより多くないなとは思いました。