続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

MV端末(JR海・西・四・九)

 顧客操作型の指定席自動券売機を業界的にMV端末と言ったりします。ハードウェア的にはおそらくほぼ同一ですが、JR各社で呼び名が異なります。日々機能向上されていますが、機能や購入できるきっぷには制限があります。

〇=現存  ■=現存せず

【更新履歴】

2020/2/4 JR西日本MV35型の記述修正とJR四国MV50型の画像差し替え。

2020/4/21 年号を西暦化。

2020/5/11 各社のMV35型撤去を反映。

2020/6/29 JR九州MV50型「ど~ぞ」を追加。

2020/8/12 JR四国MV50型「みどりの券売機プラス」を追加。

2021/1/22 JR九州MV60型の画像差し替え・記事微修正。

JR東海

■MV10型(転写

Jrcmv10 (沼津駅:2009年2月)

 「エクスプレス券売機」という愛称が付いていました。MV30型の一世代前の端末です。現金やクレジットカード投入口がディスプレイより上にあるのが特徴です。2009年中ごろまでにMV35型に置き換えられ撤去されました。

■MV30型(転写

Jrcmv30 (品川駅:2008年10月)

 こちらも「エクスプレス券売機」という愛称が付いています。購入できるトクトクきっぷが少なく、経路検索機能もないので、東日本や西日本と比べて使える機能を絞っている感はあります。2018年2月までに置き換えられ現存しません。

■エクスプレス予約受取専用MV30型(転写

Jrcmv30exp (品川駅:2008年10月)

 愛称は同じですが、こちらは「エクスプレス予約」の受取専用機です。新幹線と在来線の乗換改札口に設置されています。別途、新幹線乗車券も購入できるので現金投入口があります。パネルとメニュー画面以外は通常のMV30型との違いはわかりません。

■MV35型(転写感熱

f:id:imadegawa075:20190511131902j:plain (大曽根駅:2018年7月)

 MV10型の置き換え用端末として2009年より投入されています。外観や機能はMV30型と変わりません。2010年後半より感熱タイプのものが登場しています。熱転写タイプは2019年8月の焼津駅で最後の端末が置き換えられ消滅しました。感熱タイプも2019年12月までに置き換えられた模様です。

■MV40型(感熱

Jrcmv40 (東京駅:2009年2月)

 改札外の「エクスプレス予約」受取専用機です。縦長で省スペースなのが特徴です。基本的に「エクスプレス予約」の受取に特化しているため現金投入口がありません。中にはクレジットカードであれば乗車券や入場券、新幹線回数券が購入できるものもあります。2018年2月までに後継のMV60型に置き換えられ現存しません。

〇MV50型(感熱

Jrcmv50 (東京駅:2013年10月)

 2013年10月より東海道新幹線の東京・新大阪駅でMV30・MV35型を置き換える形で設置されました。行灯や硬貨投入口の変化はJR東日本のものと同じですが、QRコード読み取り機はありません。機能の少なさは相変わらずですが、処理速度は既存型より速くなっています。

〇クレジットカード専用MV50型(感熱

f:id:imadegawa075:20190511131117j:plain (東京駅:2019年2月)

 今のところ一部の新幹線停車駅に設置されているクレジットカード専用のMV50型です。こちらもQRコードの読み取り機はありません。

〇MV50型「サポート付き券売機」(感熱

f:id:imadegawa075:20190511132820j:plain (幸田駅:2017年12月)

 2017年10月より幸田駅・名古屋駅の近鉄乗換口で設置されている、利用者の補助としてオペレーターモードが利用できる券売機です。原理はJR西日本の「みどりの券売機プラス」と同じですが、ディスプレイがない代わりに券売機の行灯の液晶パネル部分に表示されます。

〇MV60型(感熱

Jrcmv60 (東京駅:2017年6月)

 MV40型の置き換えとして登場したのがMV60型です。2017年5月から東京駅を皮切りに設置されています。機能は「エクスプレス予約」の受取と新幹線乗車券の発売に特化しています。 

JR西日本

■MV30型(転写

f:id:imadegawa075:20190511230634j:plain (小松駅:2016年1月)

 「みどりの券売機」という愛称が付いています。目立たせるためか周囲の壁面が黄緑になっていることが多いです。エクスプレス予約の他に5489サービス、プッシュホン予約、「駅プラン」の受取にまで対応しています。2018年9月に三原駅で最後の端末が撤去され現存しません。

■新幹線自由席特化型MV30型(転写

Jrwmv30jiyu (新大阪駅:2013年12月)

 新大阪駅に設置されている機能限定型の「みどりの券売機」です。パネル部分にシールが貼られています。新幹線自由席特急券・乗車券・入場券と各種予約受取に限定されています。

■MV30型「みどりの券売機プラス」(転写

f:id:imadegawa075:20190511011257j:plain (須磨駅:2010年4月)

 2010年1月より甲南山手および須磨の2駅で設置され、その後近畿圏に広がりました。JR西日本で初めて利用者の補助としてオペレーターモードが利用できる券売機で、端末右側に読み取り機があるのが特徴です。MV30型をベースにしたものは2018年5月の須磨駅を最後に撤去され現存しません。

■MV35型(転写感熱

Jrwmv35_2 (堺市駅:2016年7月)

 2011年頃から登場しました。機能や名称はMV30型と同じです。JR西日本のMV35は感熱印字端末がメインですが、ごくわずかながら熱転写印字端末も存在したようです。設置台数自体があまり多くなく、2018~2019年に撤去された模様です。

■MV40型(感熱

Jrwmv40 (小倉駅:2008年10月)

 「みどりの受取機」という愛称が付いています。インターネット予約や電話予約の受取専用機です。新幹線駅のものは乗車券や新幹線回数券が購入できるものもあります。2018年3月までに全て撤去された模様です。

〇MV50型(感熱

Jrwmv50 (金沢駅:2014年12月)

 2014年後半より地方駅より設置が始まりました。QRコードの読み取り機もあり、JR東日本やJR九州の端末と同一と思われます。また、オペレーターとやり取りするため、「みどりの券売機プラス」機能が付加された端末もあります。

〇MV50型「みどりの券売機プラス」(感熱

f:id:imadegawa075:20190511012712j:plain (宍道駅:2017年8月)

 MV30型ベースのみどりの券売機プラスに代わって導入が進んでいます。この端末のように右側のモニターがなかったり、受話器が左にあったり設置場所によってまちまちです。機能は同じです。

〇MV60型(感熱

Jrwmv60 (富山駅:2016年10月)

 2016年6月の金沢駅を皮切りに、富山駅でも設置されています。JR東日本のものと異なり、列車の空席情報はありません。現状では新規の発売は行わず、ネット・電話予約の受け取りに特化しているようです。

JR四国

■MV35型(転写感熱

Jrsmv35_2 (高松駅:2013年9月)

 2007年3月の高知駅を皮切りにJR四国でも設置されました。通常の機能の他に5489サービスの受取や定期券の購入もできます。転写印字の端末は高松駅と高知駅にありましたが、2017年10月に置き換えられ、感熱印字のものも2020年2月の松山駅を最後に置き換えられ現存しません。

■MV40型(感熱

Jrsmv40 (高松駅:2009年9月)

 岡山駅からエクスプレス予約で山陽新幹線を利用する客向けに高松駅に設置されています。5489サービスの受取や高松・岡山駅からの乗車券の購入もできます。筐体はJR西日本のものと全く同じっぽいです。2017年8月にMV60型に置き換えられ現存しません。

〇MV50型(感熱

jrsmv50 (徳島駅:2020年1月)

 熱転写MV35型の置き換え用に2017年9月の高松駅を皮切りに設置が始まり、徳島・高知駅にも設置されています。QRコードの読み取り部分もあり、JR東日本や西日本の端末と同一と思われます。

〇MV50型「みどりの券売機プラス」(感熱

f:id:imadegawa075:20200813004108j:plain (善通寺駅:2020年8月)

 2020年8月より詫間・今治・善通寺の3駅を皮切りに設置されました。他社で利用されている「アシストマルス」で、JRグループで最後の導入となりました。JR西日本と同じ「みどりの券売機プラス」の愛称が付いています。背後のパネルの色までそっくりです。

〇MV60型(感熱

f:id:imadegawa075:20181115002649j:plain (高松駅:2017年12月)

 高松駅に設置されていたMV40型の置き換え用の端末で、2017年8月よりほぼ同じ場所に設置されています。機能はMV40型の頃と変わりません。 

JR九州

■MV30型(転写

Jrkmv30 (別府駅:2010年9月)

 九州内の県庁所在地駅に設置され始めましたが、小倉・博多駅のMV35型への置き換えに伴い、玉突きで県庁所在地駅以外の北部九州主要駅への設置が広がりました。機能としては後述するMV35型と同じです。2016年3月ごろにすべて撤去されました。

■MV35型(転写感熱

Jrkmv35 (小倉駅:2008年8月)

 MV35型は小倉・博多の両駅を皮切りに設置されました。当初は電話予約やインターネット予約の受取はできませんでしたが、現在はできるよう改善されています。2010年春頃より感熱タイプのものも登場しました。また、2011年初頭より九州新幹線停車駅にも設置されています。2020年2月の鹿児島中央駅を最後に置き換えられ現存しません。

■MV40型(感熱

Jrkmv40 (小倉駅:2009年10月)

 インターネット予約と電話予約受取専用機です。それ以外の機能はありません。小倉・博多・熊本・鹿児島中央の各駅で設置されていました。2018年3月までに撤去された模様です。

〇MV50型(感熱

Jrkmv50 (博多駅:2013年12月)

 2013年12月より博多駅で設置されました。SUGOCAを含め継続定期券にも対応しています。QRコードの読み取り機もあり、JR東日本の端末と同一と思われます。

〇MV50型「ど~ぞ」(感熱

f:id:imadegawa075:20200629225236j:plain (笹原駅:2020年6月) 

 JR九州初のオペレーターモードが利用できる端末として2020年3月より笹原・春日・水城の3駅に設置されました。他社で利用されている「アシストマルス」と同じです。JR北海道・東海に続きエドモンソン券の発券機能が搭載されています。 

〇MV60型(感熱

f:id:imadegawa075:20210122010939j:plain (鹿児島中央駅:2019年6月)

 2017年3月の熊本駅を皮切りに設置されました。ネット予約の受け取りに特化したJR西日本の端末とは異なり、新規の発売も行います。他社と異なりタッチパネル上部にあるディスプレイがないものもあります。

日本旅行TiS(オマケ)

■MV10型(転写

Tismv10 (新大阪支店:2010年1月)

 日本旅行新大阪支店にあったMV10型です。東海道・山陽新幹線関連にしか対応していないのとクレジットカードが使えない制限付きの端末でした。旅行会社のMV端末はここぐらいだと思われますが、残念ながら九州新幹線開業を前にした2010年秋ごろに撤去されました。

参考記事↓

 JR北海道・東日本はこちら↓