続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

磯子駅の話せる指定席券売機

 8月31日より根岸線・磯子駅に「話せる指定席券売機」が導入されました。常磐線の「Smart Station for EXPRESS」が導入された5駅と、奥羽線・東能代駅に続くもので、首都圏の駅では初めての導入になりました。

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ありし日のみどりの窓口:磯子駅 2020/6/18

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話せる指定席券売機導入後:磯子駅 2020/9/1

 みどりの窓口はきれいに取り除かれ、その跡に「話せる指定席券売機」が設置されていました。既存の指定席券売機は撤去されずにそのまま残り、2台体制となっています。

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株主優待券を台に置いてオペレーターを呼び出す 2020/9/1

 様子を見に行ったついでに直近で使う予定のきっぷを購入しました。ただ購入するだけでは面白くないので、例のごとく株主優待券を仕込んで臨みました。「話せる指定席券売機」でオペレーターモードを利用したのは今回が初めてでした。

 以下、オペレーターとのおおまかなやり取りです。

:「上野~長岡間の新幹線のお日にち・列車はお決まりですかか?」

:「4日の上野18:18発のMaxとき339号でお願いします」

:「4日金曜日ですね。1階2階はどちらになさいますか?」

:「1階のフラットシート(FL席)でお願いします」

:「そうしますと...6号車は満席でして、14号車だとこのような感じで空きがございます」

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画面に表示されたシートマップ

 この時画面に14号車1階のFL席のシートマップが表示されました。空いている座席と発売済みの座席が一目で分かります。他社でも既にある機能かもしれませんが、私は初めて見ました。画面で確認しながら会話できるので非常に便利です。

:「15番のA席でお願いします」

:「かしこまりました」

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 こうして特に問題なく発券された新幹線特急券です。オペレーターはカード決済が終わり、株主優待券が投入口に投入されるのをしっかり確認してから発券しました。発売箇所表記は「磯子駅VA1」になります。「VF1」だった既存の指定席券売機がそのまま残っていたので、「VA2」になるとばかり思っていました。これはちょっと意外な結果でした。

 「話せる指定席券売機」は来月さらに中央線・岡谷駅でもみどりの窓口閉鎖の代替で導入される予定です。こちらも長野支社管内初となります。

 新型コロナの影響でJR東日本でも今年第一四半期の最終損益が1,553億円の赤字となり、四半期ベースでは過去最大の赤字を計上しました。今年度全社で1,500億円のコスト削減を目指すそうですから、みどりの窓口の閉鎖・「話せる指定席券売機」への置き換えは想像以上に速いペースで進んでいくような気がしています。 


 今年付与されたJR東日本株主優待割引券(以下「優待券」)から制度が変わりました。上場以来、優待券1枚につき2割引で、2枚まで併用可能で最大4割引でした。今年付与分からは優待券1枚で4割引になった代わりに2枚併用ができなくなりました。

 昨年付与された2割引の優待券は今年5月末が有効期限でしたが、新型コロナによる緊急事態宣言が出た影響で来年5月末まで延長され、2020年5月末まで有効の優待券がそのまま2021年5月末まで使えます。東日本以外のJR他社でも同様の措置が取られています。優待券の有効期限が延長されたのは初めてのことです。

 今回のきっぷは2割引なので、有効期限が延長された昨年付与分の優待券を利用したものです。本来であれば9月に2割引のきっぷは発券できないはずでしたが、有効期限が延長されたためできていたりします。JR東日本の株主優待券の制度変更については別の記事でまとめます。