続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

JRグループ

乗継割引制度全廃へ

9月22日の四国・九州を除くJR4社のプレスリリースで、北陸新幹線敦賀開業の前日の来年3月15日をもって新幹線と在来線特急との乗継割引を全面的に廃止することを発表しました。北陸新幹線の延伸区間の特急料金の発表と同時でした。 かつて乗継割引対象駅だっ…

MR52N

今年4月からJR九州の福岡県と佐賀県・大分県の一部を管轄する本社鉄道事業本部管内の駅でマルス端末が既存のMR52型から新型のMR52N型に置き換えが始まっています。MR52型は2011(平成23)から導入されもう11年経っていました。 www.imadegawa075.net JR…

「指定席発行開始済み」の赤印字

特急指定席が利用できるフリーきっぷで指定を取る場合、旅行会社で発売されたものは除き概ね指定席券売機で取ることができます。 最近ではJR北海道の「北海道フリーパス」や「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」、JR東日本の大人の休日俱楽部の各種パスや「…

フライング江北

クレジットカードで購入したきっぷを後日乗車変更する場合で、原券と同額もしくは差額が発生し差額を現金払いする場合、原券を機械に読み込ませて情報を引き継いだうえで新券を発行することがあります。 差額収受なし 差無 01月30日越後曽根駅E1 (2…

(播)生野→生野

生野駅は昨年3月まで北海道の石北線と兵庫県の播但線に2駅ありました。読みも同じでした。両者を区別するためにそれぞれの駅に路線記号が付き、(石)生野と(播)生野となっていました。 (石)生野 (播)生野 石北線の生野駅は無人駅なのできっぷの発売は…

JRグループ普通回数券発売終了

JR北海道は7月19日のプレスリリースで自社完結およびJR東日本の区間に跨る普通回数券を今年11月末で発売終了することを発表しました。これでJRグループ全社から普通回数券が姿を消すことになりました。障害者や学生用の割引回数券は引き続き発売します…

乗り継げない乗継割引

新幹線と在来線特急・急行列車との乗継割引は指定駅で 新幹線→在来線は当日中 在来線→新幹線は在来線に乗車した当日もしくは翌日 に乗り継ぐ場合に双方の料金券を同時購入することで、在来線の特急・急行料金が半額になる制度です。新幹線開業に伴い、並行す…

ジ30乗

ジパング倶楽部割引(以下「ジパング割」)はJR線を片道・往復・連続で201キロ以上利用する場合、運賃・料金がともに20%もしくは30%割引になる大変羨ましい制度です。 私がジパング倶楽部の入会資格の年齢(男性65歳)に達するのはまだまだまだ先ですが、…

改札内乗継の一部自由席利用

新幹線や改札内乗継が適用される一部の在来線特急列車の指定席・グリーン席を乗り継いで利用する場合、特急券はたいてい一葉で発券されます。 両方とも指定席の一葉券 【再掲】後乗列車のみグリーン車の一葉券 例としてはこんな感じです。二列車分の指定席の…

JR東日本普通回数券発売終了へ

4月26日のプレスリリースでJR東日本は管内で完結する普通回数券を9月末で発売終了することを発表しました。JR九州が昨年6月末に全面的に発売終了(下関発着は9月末)しています。全面的に発売終了するのはJRグループでは九州に次いで2社目です。学割や…

列車名の英小文字表記

私は日本人なので英語表記のきっぷを利用する必要性はまったくないんですが、趣味的な好奇心からたまに発券してもらうことがあります。 いくつか例を挙げます。右下が〇Jのきっぷはジャパンレールパスなど外国人専用パスを利用した際に発券される指のみ券に…

秋の乗り放題パス

秋の乗り放題パス 「秋の乗り放題パス」は鉄道の日(10月14日)を記念して2012(平成24)年以降毎年10月に発売されている、期間中に連続する3日間JR全線の普通列車が利用できるフリーきっぷです。今年は今日10月2日から24日までの連続する3日間です。 効力…

鉄社復学割

鉄社復学割 先日、実際に会ったことのある長年のフォロワーさんから、「鉄道グッズをあらかた処分しようと思っているが欲しいものがあれば」(要約)という連絡を受けて、いろいろ貰ってきました。 処分したいと思った経緯は聞きませんでしたが、何か意思を…

香椎由宇の旅

香椎由宇の旅 最近あまり見かけませんが香椎由宇という女優さんがいます。本名の結婚前の旧姓は香椎さんだったようです。この方が世に出た時に香椎という駅も由宇という駅もJRにあるな…と思いました。 香椎駅 2020/10/25 香椎駅は鹿児島線と香椎線が交わる…

青春18きっぷ注意書き

青春18きっぷ注意書き 昨年夏以降発売分の「青春18きっぷ」に小さな注意書きが入るようになりました。百聞は一見に如かずということでまずは新旧比較してみます。 2019年夏発売 2021年春発売 右側に「使用開始後の払戻不可」という文言が入っています。毎期…

日通旅行営業終了

日通旅行営業終了 日本通運(日通)の子会社である日通旅行が3月末で65年の歴史に幕を下ろしました。旅行業界では老舗で準大手の一角にあったので、1月にその発表があった時には驚きをもって受け止められました。 日通は2019年に策定した「日通グループ経営…

日本旅行「パッと乗レール」

昨年10月より旅行会社で予約したJR+宿泊のパックツアーの乗車票をJRの指定席券売機で発券できるようになりました。JR東日本の「ダイナミックレールパック」やJR東海ツアーズの一部商品ではできていましたが、それを他の旅行会社にも開放したイメージで…

緊急事態宣言に伴うきっぷの払い戻し

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月7日~5月25日の間緊急事態宣言が発令され、外出の自粛が求められました。 通常、きっぷの払い戻しはきっぷの有効期間内に申し出る必要がありますが、緊急事態宣言期間中に有効だったきっぷについては緊急事態宣言…

SL故障時の取り扱い

磐越西線を走る快速「SLばんえつ物語」号をけん引するC57-180に故障が見つかり、8月13・15・16日の「SLばんえつ物語」号は運休となりました。C57-180は2年前の7月にも炭水車の車輪の損傷が見つかり、修理のためその後1年近く運休しています。国内で走るSL(…

後乗区間グリーン

私はよくネット予約のお世話になっています。各社のネット予約で改善して欲しいと思う点は新幹線・特急列車を改札内で乗り継いで特急料金が通算できる区間の場合、窓口で買えば特急券は一葉になるのに、ネット予約だと席無し特急券+指のみ券2枚の3枚が発券さ…

(環)大正と(関)亀山

大阪環状線・大正駅で入場券を買って、ふと気づいたことがありました。 駅名は「大正駅」 ですが、発売箇所表記は「(環)大正駅」となっています。(環)とは大阪環状線を表す路線記号です。きっぷの駅名表記に路線記号が入るのは同じ漢字表記の駅が2つ以上…

ジパング割引の券面表記の変化

ジパング倶楽部割引(以下「ジパング割引」)のきっぷの券面を眺めていて、2つの変化に気づきました。 ①利用制限期間の表示 ジパング割引はGW・お盆・年末年始の超繁忙期に利用できない利用制限期間があります。それは会則や割引証にも明記されています。曜…

みどりの窓口でのカード処理方法変更

改正割賦販売法が2018(平成30)年6月より施行され、クレジットカード会社だけでなくクレジットカードの加盟店(ここではJRのみどりの窓口)に対してもセキュリティ対策が求められるようになりました。対面式の加盟店で実施すべきとされたことは大きく2つ…

国会議員のきっぷ

国会議員は議員活動のためJRの無料パス(鉄道乗車証)が支給され、運賃や特急料金・グリーン料金が無料になるのは有名な話だと思います。これは「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」という法律に定められています。この費用は税金からJRグル…

禁煙喫煙の表記

きっぷの券面には禁煙車かそうでない喫煙可能な車(ここでは便宜的に「喫煙車」と表現します)がわかるよう表記されています。 禁煙車 喫煙車(表記なし) かつてはこのように禁煙車のきっぷには「禁煙席」と印字されていましたが、喫煙車については印字があ…

熱転写印字端末消滅

熱転写印字の端末はJR西日本では昨年9月、JR東日本では今年2月でなくなり、残るはJR東海管内のMV35型にだけになっていました。そのうち名古屋地区の東海鉄道事業本部管内からは7月で姿を消し、残る静岡支社管内からも8月30日の東海道線・焼津駅を最後…

台風接近時の乗車変更の特例

台風10号が西日本に接近していて、昨日昼の時点で今日の山陽新幹線は新大阪~小倉間での終日運休を発表しました。こういう早い段階で終日運休を決めることには賛否両論ありますが、当日の混乱を避けるには仕方ないのかなと思います。進路付近の方はどうぞお…

単駅指定バグ

10年以上の記事で特定都区市内発着でいったん市外に出て再度その市内を通って市外に出る乗車券の場合、「東京都区内」や「〇〇市内」といった特定都区市内制度の適用から除外され、単駅の表示になる単駅指定の紹介しました。 上のリンク先のきっぷは「えきね…

きっぷをなくした時~実践編~

私のtwitterを見ていた方はご存知だと思いますが、GWの旅行中にきっぷをなくしました。きっぷヲタがきっぷをなくすなんて情けない限りですが、有事の際の参考になればと思い、記憶が新鮮なうちに記事に仕込んでおきます。 5月5日朝4時。私は鳥取県倉吉市に泊…

元号訂正印

ちょうど先週の月曜の4月1日に5月からの新元号が「令和」と発表されました。前回の昭和→平成の改元を経験した身からすると、「平成」は語調が軽い感じがして当初しっくり来ませんでしたが、使ううちに慣れてきました。「令和」もまだ違和感はありますが、始…