札沼線・北海道医療大学~新十津川間は今日5月6日で運行終了する予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で4月17日に前倒して終了しています。
私は4月と5月に当地へ行く予定でしたが、こういう状況下では取り止めざるを得ませんでした。北海道はいったん減少した新型コロナウィルスの感染者数が再度増加に転じ、特定警戒都道府県の指定も延長されているので、行かないで正解だったんだと自分に言い聞かせています。結局、今年2月に行ったのが最後になりました。
石狩月形駅は廃止区間の中で唯一の交換可能駅でスタフ閉塞を行っていたため、運転扱いの要員が常駐する有人駅でした。月形町の中心部にも近く、駅前には住宅や商店街が広がっていてソコソコ人の気配はあります。ただ、それが札沼線の利用に結びついておらず、駅の利用客のほとんどが月形高校に通う高校生だったそうです。
石狩月形駅はみどりの窓口はありませんでしたが、窓口で常備券の発売がありました。JR北海道の直営で唯一の常備券発売駅でした。
発売されていたのは石狩当別、百合が原~新琴似、白石~手稲までの3種類でした。これ以外の区間や補充券の発売はありませんでした。4~5年ぐらい前は常備券はもっと種類が多く、補充券でも乗車券を発売していたようです。
しばらくは硬券入場券を発売していました。こちらは2018(平成30)年8月に売り切れて、その後補充されないまま発売終了しています。
4月と5月に消化しようとしていた課題があったので、行けなかったのはとても残念で心残りではあります。有名撮影地ではありますが、豊ヶ岡駅にはもう一度行きたかったです。
なお、石狩月形駅は列車の運行最終日となった4月17日で窓口が閉じられ営業終了した模様です。今日行っても何も買えないと思います。本当は多くの人に見送られて最終日を迎えるはずでしたが、今日静かに終焉を迎えることになります。