続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

ベイドリーム横濱

ベイドリーム横濱号

◆種別:快速

区間:松本→磯子桜木町→白馬

Baydreamsign_2松本駅発車サイン)

 たまには新鮮なネタを取り上げてみます。

 横浜線開通100周年を記念して先の連休の9月13・14日に快速「ベイドリーム横濱」号が運転されました。「横浜」ではなく旧字の「横濱」です。時刻表や駅の電光掲示もそうなっていました。区間は往復で異なった上に、上りは昼行で下りは夜行という変則形態でした。

 車両はJR東日本長野車両センター所属のあさま色の189系でした。この車両はかつて特急「はまかいじ」が2往復運転されていた頃ほぼ毎週末横浜線内を走っていました。それゆえ目新しさはありませんが、久々の乗り入れだったので横浜線沿線では写真を撮っている人が多く見受けられました。

 ヘッドマークは「臨時」もしくは「快速」という素っ気ない字幕になっていました。松本駅発車時には「快速」だったんですが、降りる時に見たらいつの間にか「臨時」になっていました。個人的にはシール貼りの絵幕ぐらいは用意されるだろうと思っていただけに、100周年と銘打っている割に手抜きな感は否めませんでした。

Baydream1「快速」表示:篠ノ井線・松本)

Baydream2 (「臨時」表示:根岸線・石川町)

 乗車率はかなり悪かったです。2日で2往復運転されたせいなのか、車両に目新しさがなかったのか、ダイヤが悪かったのか、乗車証明書の配布がないせいなのか理由は定かではありませんが、指定は当日でも多く残っていました。松本駅発車時は一両に数人程度でした。その後停車駅ごとに少しずつ客を拾っていきましたが、多く乗ってきたのは「ホリデー・パス」が有効になる大月駅八王子駅でした。それでもせいぜい3~4割程度だったと思います。

 私が降りた石川町駅横浜市内にあります。同じ根岸線桜木町や関内ほどの存在感はありませんが、横浜中華街や元町商店街外国人墓地などの観光地の最寄り駅でもあります。

I0358

 普段は乗車券+指定券の一葉券はあまり頼まないんですが、今回は窓口で「一枚で」出してもらうようオーダーしました。きっぷの「石川町(市内)」というのは私なりに策を弄した結果です。横浜駅から201Kmを超える下諏訪以遠発であれば、同じように「東神奈川(市内)」や「磯子(市内)」という着駅表示にすることも可能でした。果たしてこんなことを思いついて、実際にやった人がどれだけいるかはわかりませんが…。