続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

信濃大町徒然

信濃大町徒然

 以前の記事大糸線信濃大町駅ライチョウの絵柄入りの無効印が使われていることを紹介しました。偶然ですが先日使用した際に、熱転写券と感熱券に同時に無効印を押してもらい、同じ条件で乾かしました。いずれの画像もクリックすると拡大します。用紙の違いによるインクの滲み具合がわかるかと思います。

Scan0143 (熱転写券)

Scan0145 (感熱券)

 私は立山黒部アルペンルート黒部ダムまで往復すべく、信濃大町駅でクーポンを購入しました。このクーポンはいちいち料金を支払う必要がない上に、割安になっているので使わない手はないです。駅員が待合室で特設のブースを仕立てて発売しています。

Alpenbefore (使用前)

 地紋はJR-EであたかもJRのきっぷのようなクーポンです。発売日より5日間有効になっています。左端は「ご案内」と「会員券」となっており、右から3枚を順に千切って使うようになっています。こうして端っこから千切る様式はJR初期ごろまであった「ルート周遊券」を彷彿とさせます。(クリックで拡大します)

Alpenafter (使用後)

 そして使い終わるとこんな切ない姿になり、「ご案内」と「会員券」がわずかに手元に残ります。「会員券」は不使用時の払戻の際に使用するものです。

 下のほうに「(旅行企画実施)長野支社」とあるように、JRが代行してクーポンを発売しています。パックツアーのバラ売りに近い形態です。私が購入した時はちょうど名古屋と新宿から特急列車が到着したせいもあり、ブースには行列ができて文字通り飛ぶように売れていました。

Kurobedam (黒部ダム

 しかも、富山や立山まで抜けるタイプや室堂で折り返すタイプなど4~5種類は発売されており、多様な需要に対応していました。そのためこういった常備券が用意されているんだと思います。私の使った券は4900円でしたが、これが最安目の券でした。以前一人で2~3枚お買い上げの「同業者」を見かけましたが、私にはとても真似できません(爆)

 ちなみに信濃大町駅前の川中島バスの案内所ではバスの硬券が発売していました。私はバス券に興味はありませんが、同じく買い求めていたマニアっぽい人が数人いました。