続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

謎の消滅

スーパーくにびき

▼種別:特急

▼運転区間鳥取・米子~益田

▼最終運転日:平成15年9月30日

Skunibiki (山陰線・益田)

 島根県内の山陰線高速化工事の完了に伴い、特急「くにびきを置き換える形で平成13年8月に登場しました。車両は左の写真のキハ187系で、振り子装置を装備し高速走行できるようになっています。

 鳥取~益田間が2往復、米子~益田間が2往復運転されていましたが、鳥取~米子間にも1往復あり、鳥取島根県の山陰線で完結する特急列車はみんな適当にスーパーくにびきとしていたような印象がありました。

 写真は山陰線・益田駅で撮影しました。正面がLEDの車両を逆光や日中に撮影した場合、非常にわかりにくくなります。コストはかかりますが視力の弱い人の視認性の面から見ても個人的には絵幕の方がいいと思います。

G0299

 新型車両を投入したのでしばらくこのまま安泰と思っていましたが、平成15年10月より「スーパーまつかぜと改称され名称が消滅しました。名称が変わっただけで実態はほとんど変わっていません。「まつかぜ」の方が伝統のある名前であることは確かですが、なぜわざわざ改称したのか謎です。

 私が乗ったのは2~3回あります。このきっぷを使った時は確か「まつかぜ」に改称されるプレスリリースが出ており、せっかくなので指定を取りました。ちなみに同区間の自由席は特定料金が適用され1260円で済みます。繁忙期の指定席だと倍近い値段になってしまいます(汗)鳥取到着までにほとんど埋まっていたのは驚きでしたが…。