よくきたねし青森
全然大したきっぷではないんですが、新青森駅で押された使用済印が面白いと思ったので取り上げます。
「よくきたねし青森 ご乗車ありがとうございました」と囲まれた中に青森名産のりんごがあり、その中に「新青森駅 使用済」とデザインされています。「よくきたねし」と言うのは津軽弁で「ようこそいらっしゃいました」という意味なんだそうです。新幹線の終着駅で長距離客が多いため、青森っぽさを前面に出したデザインにしたんでしょう。
津軽弁は青森県西部(青森・弘前・五所川原)で使われている言葉で、同じ青森県でも東部(八戸・三沢・十和田市。「三八上北」とも)は南部弁、下北半島の人は下北弁を使うんだそうです。テレビで面白おかしく取り上げられていましたが、同じ県内でも方言が違うので通じない言葉や言いまわしがあるようです。
私は大学時代に仙台市に住んでいたので、多少は東北地方の方言のヒアリング能力はありますが、青森(特に津軽)や秋田のお年寄りの言っている言葉はさっぱり理解できませんでした。日本海側の方が方言が強いという印象です。
ちなみにこの印は新青森駅の三ヶ所すべての改札口にあるようです。昨年1月の時点ではなかったので、使用されてそんなに経っていないものなのかもしれません。