続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

ばんえつ物語区間短縮

 昨年まで新潟~会津若松間で運転されていた快速「SLばんえつ物語」号ですが、今年の運転から新津発着に短縮されました。平成11年の運転当初から平成13年までは新津発着だったので、16年を経て元に戻ったことになります。

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SLばんえつ物語号:信越線・亀田 2017/11/19

 表向きの理由は新潟駅のホームが高架化されたことに伴って、SLが客車を牽引して急勾配を登るのが困難だからというものです。

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高架化前の新潟駅に入線するSLばんえつ物語号回送 2014/4/5

 「ばんえつ物語」の機関車も客車も新津駅に隣接する新津運輸区の所属です。新潟発で運転される際にはSLの逆側に電気機関車(EL)を連結して新津運輸区から回送し、新潟駅でELを切り離します。復路は逆にELを連結して客車とSLをセットで新津運輸区に回送しています。私は表向きの理由に加えて、入換作業の手間や新津運輸区~新潟間の回送をなくしたいという裏の理由があるのではないかと考えています。

 実際、JRが区間短縮の方針を示した際に、新潟市長が新津駅でELを補機として連結し新潟駅乗り入れを継続するよう要望しましたが、特に検討されることもなく退けられています。

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 昨年11月に新潟に行った際に様子見がてら「ばんえつ物語」に乗車してきました。五泉駅からたかだか40分だけ乗る物好きはまずいないだろうと思っていましたが、10人ほどいて驚きました。

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新潟駅到着後のELの連結作業 2017/11/18

 新潟駅到着後はすぐに新津寄りにELが連結され、新津への回送の準備が始まりました。回送列車が発車するまでの一連の作業を見届けていましたが、機関士や機関車を誘導したり連結作業を行う作業員など多くの人手がかかっているのがよく分かりました。

 今年の運転から新潟駅からの利用客や上越新幹線からの乗換客に対しては「リレー号」という新潟~新津間ノンストップの全車自由席の快速列車を運転しています。「ばんえつ物語」が新潟駅に乗り入れなくなるからと言って乗客が減るとは思いませんが、不便になることは否めません。