続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

岡山地区5駅無人化

 5月末でJR西日本岡山支社管内の5駅がまとめて無人化されました。無人化と言うと利用客が少ない駅というイメージですが、今回の対象駅は岡山都市圏にあり、比較的利用者の多い駅で、現に上道駅や熊山駅は1日3,000人近くの乗降客がいます。

 岡山支社の記者会見での発表によると、将来的に人が減っても対応できるように機械化するんだそうです。だったらもっと利用の少ない駅から少しずつ始めればいいのに...と思います。

 無人化された駅については近隣の有人駅から係員が巡回し、駅の清掃や電車の乗降を「サポート」する体制になりました。

巡回を行う駅  サポートする範囲の駅 今回無人化された駅 
和気 三石~万富、寒河~香登  熊山、万富、日生
瀬戸 上道 上道
笠岡 鴨方~里庄 里庄

 和気・瀬戸の両駅の係員が周囲の無人駅を巡回することになり、この2駅については無人化はしないが自駅での改札業務は終了し改札口は閉じるとのことでした。この辺りは三石駅と吉永駅も3年前に無人化されています。上郡~東岡山間の中間駅は3年前には全て有人だったものが今回の措置で全て無人駅とそれに準ずる体制なりました。

 それにしても和気駅の巡回範囲の広さが気になります。山陽線だけならまだしも、海側の赤穂線まで巡回対象に含まれています。

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車での日生駅→和気駅の所要時間

 試しにGoogleMapで日生駅から和気駅までの車での所要時間を調べてみました。休日の早朝でも28分かかるという結果でした。日生駅で何かあって和気駅から係員が駆けつける場合には30分は待つことを覚悟しなければなりません。

 この体制は人手不足を解決する手段としてベストの選択だったんでしょうか?正直なところそう思えませんでした。中途半端に係員を巡回させて業務負荷をかけるよりは、名鉄のように改札を閉じて完全に遠隔管理するか、終日無人の日は設けつつも駅の旅客流動に合わせて曜日や時間を限定して係員が常駐する方がまだマシな気がします。

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日生駅の無人化を知らせるポスター 2019/5/19

  無人化される駅にはこのようなポスターが貼られていました。これを見てきっぷうりば(窓口)が閉鎖されるのは分かるんですが、窓口閉鎖とわざわざ和気駅の係員が巡回・サポートする因果関係が分からず、肝心の情報をボカしている印象を受けました。「きっぷうりばが閉まり終日無人となりますので」とまで書くべきなんじゃないかと思いました。

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日生駅 2019/5/19

 日生駅は小豆島の玄関口でもあり、牡蠣の生産で有名なところでもあります。今回の無人化対象駅で唯一POS端末がある駅でした。指定券の料補対応も行っていたようです。

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 入場券と実乗用の乗車券を少々買い物をしました(東岡山駅のねーちゃんが適当に押した使用済印がかなり微妙な位置にヒットしてますが)。料補は乗る予定の列車がなかったので、パスしました。乗りもしない指定券を買うのは趣味に合わないので。 

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駅スタンプ「引退」のお知らせ:赤穂線・日生駅 2019/5/19

 余談ですが、JR西日本の有人駅には駅スタンプが置いてあります。私は10年以上前から少しずつ集めており、無人化する5駅と巡回に伴って改札業務を終了する2駅の計7駅のスタンプが一気に撤去されるとのことだったので、現地へ赴きました。

 駅は無人化してもスタンプだけ置いといてくれればいいのに...と思ったんですが、別の駅の係員氏によるとスタンプをチェーンで繋いでも盗難に遭うので、残念ながら無人化と同時に撤去するのが岡山支社の方針なんだそうです。そう言われてしまうと諦めざるを得ない感はあります。