ジパング倶楽部割引（以下「ジパング割」）はJR線を片道・往復・連続で201キロ以上利用する場合、運賃・料金がともに20％もしくは30％割引になる大変羨ましい制度です。
私がジパング倶楽部の入会資格の年齢（男性65歳）に達するのはまだまだまだ先ですが、親世代の旅行のきっぷの手配をするときはジパング割のお世話になります。なので、加入年齢に達していない割にはよく制度を利用（≠使用）しています。
乗継割引が適用される駅で新幹線と在来線特急グリーン車を乗り継ぐ場合、通常の大人料金だと在来線の特急料金は乗継割引になり、グリーン料金は無割引になります。ジパング割も同様だと長い間勘違いしていたんですが、ジパング割の場合はグリーン料金にも割引を適用させることができることを知りました。
そのことに触れたのが11年前の↑の記事です。実際に料補で発券されたきっぷも載せています。この記事作成時点で既にマルス券で対応していたんですが、現物を持っていませんでした。そしてようやく先日その現物を入手でき、11年越しの課題を解決することができました。
こちらのきっぷがそれです。割引の表記は「ジ30乗」となっています。特急料金が乗継割引で半額になり、グリーン料金はジパング割で30%引きになっています。
比較的時期が近いジパング割の特急券と比較しています。こちらは「ジ３割」となっています。乗継割引が適用されると30%という表記で、されないと3割という割引の表現の違いは面白いですね。
ちなみに上段でジパング割は20%ないし30%と書きました。ジパング俱楽部は年間20枚の割引証が交付されるうち入会年の最初の3枚だけが20%引きです。残りの17枚と継続年の20枚は全て30%引きです。なので、20%引きになる「ジ２割」や「ジ20乗」の方が格段にレアだったりします。
