続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ。そろそろ15周年。

ふるさと行きの乗車券(秋田・青森)

ふるさと行きの乗車券(秋田・青森)

 実は「ふるさと行きの乗車券」を2回目のヲタ利用していました。期間中に違うエリアを2回も使った人はそうそういないでしょう。「ふるさと行きの乗車券」の詳しい説明は2回目なので割愛します。前回の「新潟・庄内」の記事を参照してください。

P0132 (ゆき)

P0133 (かえり)

 私が2回目に使ってきた「秋田・青森エリア」の着地エリアは以下の範囲内です。エリア名のとおり秋田県青森県はほぼ網羅されています。

 経由は東北線(新幹線を含む)から北上線田沢湖線、IGR・花輪線乗換えが選べました。さらに寝台特急「あけぼの」「ふるさとゴロンと」号利用時に限り、羽越・奥羽線経由も利用できました。東京駅(東京都区内)を基点として主要駅までの往復運賃を比較すると以下のような感じです。(横手以外は往復割引適用)

  • 青森(東北線経由)…18340円(学割:14660円、小児9160円)
  •  〃 (羽越・奥羽線経由)…18900円(学割:15120円、小児9450円)
  • 大湊(東北線経由)…18340円(学割:14660円、小児9160円)
  • 三沢(東北線経由)…17200円(学割:13760円、小児8600円)
  • 弘前(青森廻り)…18900円(学割:15120円、小児9450円)
  • 大館(IGR・花輪線経由)…18460円(学割:15020円、小児9240円)
  • 秋田(田沢湖線経由)…17200円(学割:13760円、小児8600円)
  • 横手(北上線経由)…17020円(学割:13600円、小児8500円)

 これらすべてが10000円(学割:8100円、小児:3400円)です。着駅によってはほぼ半額になるところもあります。このエリアだと注意しなければいけないのは普通に往復乗車券を購入した場合の有効日数が8~12日になりますが、このきっぷの場合だと一律7日と短くなってしまいます。

 応用編になりますが、中小国以北を買い足せば北海道方面へ繋げても安上がりになりました。(青字が買い足し部分で、正規運賃はいずれも往復割引適用)

  • 函館…10000円+5460円=15460円(正規運賃:20780円)
  • 長万部…10000円+9240円=19240円(正規運賃:22680円)
  • 東室蘭…10000円+11540円=21540円(正規運賃:23600円)
  • 札幌市内…10000円+14900円=24900円(正規運賃:25320円)

 札幌だとほぼ同額なので、札幌以遠になると逆転し普通に購入したほうが安上がりになります。

 「秋田・青森エリア」と「岩手・三陸エリア」は割引率が高いため7エリアの中でよく売れたようです。ただ、JR東日本の年末年始の優等列車の利用状況を見てみると、対前年比7%減というかなり厳しい数字でした。「ふるさと行きの乗車券」が予想以上に売れたとしても、輸送人員がそれだけ減っていれば運賃収入も相当の落ち込みがあったと考えるのが自然です。反面、近距離客は横ばいだったのがせめてもの救いなのかもしれません。

 高速道路の値下げに加えて、曜日の配列が悪く、年末年始の悪天候で運休が相次いだのが追い討ちをかけたと思われます。高速道路の値下げは渋滞を考慮して年末は実施せず、年始だけの実施となりました。それでもこれだけ落ち込んだわけですから、もし年末も実施されていればもっと大変なことになっていたでしょう。高速道路の値下げは形を変えて今後も実施されるようです。JR東日本も含め鉄道会社にとっては頭の痛い時代が続くことになります。