続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

東北フリー乗車券

東北フリー乗車券

JR東日本がこの夏に展開した「行くぜ、東北。2012夏」キャンペーンに合わせて首都圏から東北地方へのフリーきっぷを発売しました。それが「東北フリー乗車券」です。

このきっぷはわざわざ「乗車券」と付くように特急券別売りの乗車券のみのフリーきっぷです。最近のJR東日本のトクトクきっぷはこういう形態のものばかりです。発売は出発日の1ヵ月前から7日前まででした。出発エリアは「東京電車特定区間」のみで、着地エリアは「秋田・青森」「岩手・三陸」「宮城・山形」「福島・磐越」「庄内」の5箇所の設定があり、全エリア5日間有効でした。また、小児については全エリア1000円均一でした。

Q0119 (ゆき)

Q0120 (かえり)

私は「秋田・青森エリア」を利用しました。フリーエリアは以下の通りです。

「秋田・青森エリア」については東北新幹線経由の他に、寝台特急「あけぼの」利用時に限り羽越線経由の利用もできました。

こうして見るとこのきっぷは「新潟エリア」を除いた「ふるさと行きの乗車券」の夏バージョンではないかと思いました。フリーエリアも変わりないので、フリーエリアや途中経路で関連する会社との調整も容易だったと思われます。

私は北海道へのアプローチ券として使用し、帰りは一部を買い足して三陸廻りで帰ってきました。11400円という価格は青森までの往復だけでも十分元が取れる価格なので、それなりに有意義に利用できたと思っています。

このきっぷの利用期間(出発日ベース)は7月21日~8月24日で、帰省にも利用できる8月11~20日についてはちゃんと除外されていました。以前発売していた「北東北フリー乗車券」もいつの間にか発売終了していたので、キャンペーン終了後はどうなるのか気になっていましたが、再発売されることなく終了しています。

現在、回数券や爺婆限定・「えきねっとトクだ値」を除くと、首都圏から東北地方へ行くトクトクきっぷはなくなっています。「行くぜ、東北。2012夏」キャンペーンが東北復興支援の取り組みの一環であるならば、継続して利用しやすいきっぷを設定して観光客を増やすことによる継続的な支援こそ必要で、こういう短期的なキャンペーンによるカンフル剤的な支援だと効果は薄いと思うんですが、いかがなものでしょうか。