横浜ベイエリア号
◆種別:急行
◆区間:いわき~鎌倉
急行「横浜ベイエリア」号は4~5年ぐらい前まで常磐線沿線から横浜方面へ定期的に運転されていた臨時列車ですが、ここのところ運転されていませんでした。それが8月末で終了した「横浜・神奈川ディスティネーションキャンペーン」に伴って久々に7月4・11・18日の土曜日に運転されました。一連の横浜・神奈川DCで運転される臨時列車はなぜかみな「横濱」という旧字体でしたが、この列車に限っては「横浜」となっていました。
区間はいわき~鎌倉間で、常磐線~武蔵野線~武蔵野貨物線~東海道貨物線~高島貨物線~根岸線~横須賀線という横浜駅を経由しない貨物線づくしの経路で運転されました。高島貨物線を走るのは快速「ポートトレイン横濱」号と同じです。
いわき 日立 水戸 土浦 桜木町 鎌倉
往路 6:02 6:51 7:20 7:58 → 10:47 11:25
復路 21:25 20:39 20:12 19:30 ← 16:38 16:05
車両はJR東日本勝田車両センターの485系でした。乗るだけでも良かったんですが、高島貨物線を走る485系を撮影してみようと思い立ちカメラを持って出かけました。京浜東北線・新子安駅から海側に10分程度歩いたところに新興駅という稼動していない貨物駅があり、そこでカメラを構えました。あまり撮影地の土地勘はないので迷いました。
(高島貨物線・新興駅)
お目当ての485系はほぼ定刻どおり進入してきました。しかし、正面ヘッドマークがなぜか「特急」になっていました…。しかも逆側は「普通」。ちなみに乗った時に撮ったものは白幕でした。この車両はしばしば幕の不具合を起こすようで、以前も同じようなことがありました。
乗車率は7割程度は乗っていました。常磐線沿線からのパック客が多かったように見えました。でも、仮に始発から終点まで乗ると5時間半近くになるので、全部乗るのはちょっとしんどい感じです。きっぷには東京車掌区のスタンパーが捺されています。東京車掌区は特急「成田エクスプレス」や東海道筋の列車を担当していますが、この時は武蔵野線・西国分寺駅まで乗務しており、臨時列車ならではの珍しい光景でした。