続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

古虎渓駅

古虎渓駅

Kokokei (古虎渓駅入口)

 古虎渓=「ここけい」と読みます。難読の部類に入るでしょうか?中央西線にある駅です。駅背後の緑の感じが山奥っぽく感じさせますが、これでも名古屋駅から30Km程度のところにあり、普通列車に乗っても40分弱です。東京だったら余裕で通勤圏内です。所在地の住所は岐阜県多治見市になります。

 古虎渓駅は簡易委託駅です。JR東海管内の簡易委託駅の多くにはマルス端末が導入されていますが、古虎渓駅はその数少ない例外として手売りの乗車券が置かれています。ただ、JR他社のような常備軟券があるわけではなく、管理駅で予め発券したマルス券に日付を押印するものです。

B0176

 「多治見駅MR2発行」とあるとおり管理駅の多治見で発券されたもので、 自動改札には対応していない横長の120mm券となります。ただ、古虎渓駅で発売された「(簡委)古虎渓」という表記や、右下に「○ム」という無人駅を示す表記(簡易委託駅は無人駅扱いなので)があります。(190515)という数字はこの券が管理駅で発券された日でしょうか??

 趣味的には味気ない感じは否めませんが、これはこれで面白い券かなと思います。ただ、残念なことに多治見駅は既に感熱マルス(MR32)に置き換えられているので、古虎渓駅のこの券も感熱券になってしまっています。もう少し早く買っておけばよかった感です。