はまかぜグリーン
特急「はまかぜ」で使用されているキハ１８１系は来たる１１月６日で「はまかぜ」での運転終了し、翌日から新型のキハ１８９系に置き換えられます。当初は来年３月のダイヤ改正まで生き残るのではないかと言われていましたが、日本海側でのカニのシーズン入りに合わせて前倒しされました。
そのキハ１８１系最終日の指定券は明日から発売されます。「はまかぜ」は通常普通車３両＋グリーン車１両で運転されていますが、キハ１８９系になると普通車３両だけとなりグリーン車がなくなります。よって、「はまかぜ」のグリーン車は１１月６日運転分までということになります。
…と言うわけで、指定が取りにくくなって気色の悪い騒ぎになる前に乗ってきました。餘部橋梁を渡る１号に乗車し、私にとっての餘部橋梁渡り初めも兼ねました。手持ちの株主優待割引を使って半額にしちゃってますが、普通に支払うとほぼこの倍額かかります。海側の景色を楽しむならＤ席の指定買いをオススメします。Ａ席はハズレです。ガラガラだったので勝手にＤ席に移って景色を楽しみました。グリーン車に浜坂まで通しで乗っていたのは私だけでした。
（グリーン車の座席）
もっとも、グリーン車とはいえ座席や設備は車両の製造当時から４０年近くほとんど変わっていないため、見ての通り座席の幅が狭く、隣席との境に肘掛がありません。両脇の肘掛カバーがかかっていていかにも古めかしいです。実際に普通車と大した違いがないようにも見え、普通の人にとっての費用対効果は微妙です。そんなこといちいち気にするようでは鉄ヲタ失格なんですが…。
ちなみにキハ１８１系は定期運用から離脱するばかりか、今年度末で臨時列車としても営業運転を終了することが発表されています。国鉄色のキハ１８１系は残存していませんからリバイバル運転はなさげです。ここで言う「臨時列車」とは時期的にもおそらく特急「カニかにはまかぜ」を指すのでしょう。ここ数年の「カニかに」は普通車のみでしたから、今シーズンについてもグリーン車の設定がある可能性は低いと思われます。
