はなあかり
◆種別:特急
◆区間:敦賀~城崎温泉(京都丹後鉄道経由)
「はなあかり」は特急「はまかぜ」で使用されているキハ189系を観光列車仕様に改造して昨年10月に営業運転を開始しました。キハ189系は7編成あったんですが、そのうちの1編成を「はなあかり」に改造してしまって繁忙期の増結用も含めて「はまかぜ」の運用は大丈夫なのかな?とちょっと気になりました。

「はなあかり」はキハ189系原色のシルバーからこげ茶色に塗り替えられました。裾には金色の唐草模様が散りばめられ落ち着いたデザインになっています。



3両編成のうち1号車がグリーン車より上級クラスの「スーペリアグリーン車」です。通路を挟んで左右に2人用のボックス席が5つずつあり、据え付けのテーブルを挟んで横長の窓1.5枚分の広い占有スペースがあります。個室ではありませんが、背の高い間仕切りがあってある程度プライベート空間を確保できます。
それにしても、グランクラス・プレミアムグリーン・フィオーレスイート・DXグリーンとグリーン車より上級クラスのネーミングを各社で好き勝手に設定するのはどうにかならんもんですかね…。


2・3号車はグリーン車です。グリーン車には座席と2人用と4人用のボックス席があります。4人用ボックス席は3人以上から利用できます。スーペリアグリーン車のボックス席と比べると間仕切りが低く外から丸見えですが、ソファタイプなので一人当たりの座席のスペースはこちらの方が広いように思えます。


座席は窓側に向いた1-1列席で360°回転させることができます。窓枠のところにテーブルを設置しハズレ席が発生しないような工夫もされています。窓側に向けて景色を楽しむのもいいですし、隣席と向かい合わせて会話を楽しむこともできます。ただ、360°回転できてしまうがゆえに構造的にリクライニングはしないのが難点と言えば難点です。

2号車には自由に利用できるフリースペースと売店があります。「はなあかり」にはアテンダントが3名いて、お土産品・グッズの販売や事前予約された弁当やデザートの配布をしています。「はなあかり」の満席時の定員が88名なのでかなり手厚い体制です。
アテンダント業務は子会社の日本旅行に委託しているようです。旅行会社の人材であれば旅行客に対する接客はお手のものですからまさに適任です。今の時代何でも自前でやる必要はないと思います。まさに餅は餅屋です。
昨年12月に私が「はなあかり」に乗車した時はe5489で対応していたのは座席のグリーン席だけでしたが、現在ではボックス席の予約もできるようになっています。

敦賀~城崎温泉間は京都丹後鉄道経由だと営業キロで200Km満たない区間です。それなのに特急料金+グリーン料金で7,000円超えでずいぶん高いなと感じました。
【特急料金】
JR:1,860円(101~150Km)
京都丹後鉄道:1,000円(51Km以上・グリーン席利用時) 計:2,860円
【グリーン料金】
JR:2,800円(101~200Km)
京都丹後鉄道:1,500円 (はなあかり利用時) 計:4,300円
間に京都丹後鉄道が挟まることで割高になっています。しかも、京都丹後鉄道の21Km以上のグリーン料金は通常であれば750円なんですが、「はなあかり」についてはなぜか倍の1,500円という設定になっています。
ちなみに「はなあかり」はJRと京都丹後鉄道との接続駅である西舞鶴と豊岡は通過扱い(乗務員交代の運転停車はあり)にしていて、京都丹後鉄道区間だけの利用はできなくなっていました。
第1弾は北陸新幹線敦賀開業に合わせて敦賀~城崎温泉間で運転が開始されました。その後は決まった区間を往復するのではなく、季節ごとに運行エリアを変えながら西日本各地を旅する列車として稼働しています。来月からは再び敦賀~城崎温泉間の運行に戻ります。
| 期間 | 運転区間 | |
|---|---|---|
| 第1弾 | 2024年10月~12月 | 敦賀~城崎温泉間(京都丹後鉄道経由) |
| 第2弾 | 2025年1月~3月 | 大阪~浜坂間(特急「カニかにはまかぜ」と併結) |
| 第3弾 | 2025年4月~6月 | 大阪~尾道間 |
| 第4弾 | 2025年7月~9月 | 大阪~敦賀間 |
| 第5弾 | 2025年10月~12月 | 敦賀~城崎温泉間(京都丹後鉄道経由) |
第3弾・第4弾は「大阪・関西万博」の前後にもう一つ旅行を付け加える「プラスワントリップ」の一環として設定されたので、来年このとおりには運行されないと思います。デスティネーションキャンペーン絡みで全然違うところで走る可能性もあるので今後の運転に注目です。