つばさ
◆種別:新幹線
◆運転区間:東京~山形・新庄
平成2年9月より段階的に奥羽線の福島~山形間の奥羽線の線路の幅を狭軌(1067mm)から標準軌(1435mm)に改軌する工事が始まりました。翌年11月より一足先に在来線を標準軌で運転開始しました。
平成4年7月より福島駅で東北新幹線と繋がり、山形新幹線として開業しました。新幹線区間は時速240Km、在来線区間は時速130Kmで走ります。愛称は在来線当時の「つばさ」のままで、停車駅は米沢・高畠・赤湯・かみのやま温泉(上ノ山を改称)・山形です。
平成9年12月にはわずか半年強の工期で新庄まで改軌工事が完了し、東京~新庄間での直通運転が始まりました。山形から先の停車駅は天童・さくらんぼ東根(新設駅)・村山(楯岡を改称)・大石田・新庄です。
(新庄駅)
車両は開業当初から活躍している左の写真の400系と新庄延伸時に増備されたE3系(1000番台)です。所属はすべてJR東日本山形車両センターですが、車両の保有は地元自治体などが出資した「山形ジェイアール直行特急保有株式会社」なる会社となっており、JR東日本にリースするという形態を取っています。
1日1往復と一部の臨時を除き東京~福島間は東北新幹線「やまびこ」と併結しています。当初の併結相手は200系でしたが、現在はE4系(Maxやまびこ)に統一されています。何回か乗ったことがありますが、山形新幹線はいつも混み合っている印象があります。