続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

○急

○急

 今年3月のPasmo導入と前後して関東私鉄で補充券を購入するのが難しくなっているそうです。中には補充券を売る売らないを巡って駅員と警察沙汰スレスレのトラブルを起こすヲタまでいるようで…。個人で1枚や2枚購入するならまだしも、小児初乗りで50枚100枚という単位で買い占めていく転売業者までいるそうです。以前、郵送依頼していた転売業者に遭遇したことはありますが、リアルで遭遇したのはまだありません。

 私の中では「補充券」はあくまで非常用や機械が対応していないケースで必要に迫られて使用するものという考えで、そうでない場合や「趣味発券」(←ちなみにこの言葉嫌いです)で発売してもらえれるのはラッキーだと思っています。鉄道会社は小児初乗りで何十枚などというおよそ非常識な要求をする輩に対しては発売拒否してもいいと思っています。

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 昨年3月に東武宇都宮線壬生駅で購入した出札補充券(出補)です。春日部廻りの東武線完結の乗車券ではなく、経由が(栗橋)となっているようにJR連絡券だったりします。人数が入っていないのは書き忘れたんだと思います。

 このきっぷは非常に簡単に購入できました。栗橋接続ということでピンときた方もいるかもしれません。昨年3月から運転開始したJR-東武連絡特急の特急券と同時購入したものです。連絡特急の停車駅にはマルス端末が設置されているので直接発券できますが、停車駅近隣の駅では電話で座席を確保し、手書きの特急券(しかも常備券!)が登場します。

 ただし、特急券の単独発売はなく、乗車券と同時購入が必要条件でした。大人最短区間(栃木~大宮間)でも2500円近くになってしまうので、「趣味発券」するには非現実的です。ちなみに、記事のところの○急という印は東武独特のしきたりで、特急券と同時購入した乗車券にこの印を押すんだそうです。壬生駅に発券端末があったかどうかは失念しましたが、とにかく乗車券には出補が使用されていました。1年半以上経った今でもこんなものが売られているのかは保障できかねますが…。

 ちなみに常備券の特急券は個人的にかなり素敵でした。これはまた別の機会に紹介します。