続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

越生駅無人化へ

 越生(おごせ)駅は埼玉県越生町にあり、JR八高線と東武越生線が乗り入れる共同使用駅です。越生町は埼玉県のほぼ中央に位置し、梅林で有名な町でもあります。

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越生駅西口駅舎 2018/1/20

 越生駅はJRが駅を管理しJRの駅員がいます。東武の駅員はいませんが、東武線のホームの端に乗務員の詰所のようなところはあり、何かしら人はいるようです。

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JR地紋の東武乗車券

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直後に買ったJR券は券番が連番になる

 きっぷはJRの券売機でJR・東武両社の乗車券を発売しています。そのため、最近では珍しくなってきたJR地紋で東武の様式のきっぷが発券されます。JR券売機で買える東武線関連のきっぷは越生線と東上線着の乗車券のみで、東上線からの東京メトロなど他社連絡乗車券や回数券の発売はありません。

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マルス入場券

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POS入場券

 また、みどりの窓口がありJRの指定券類も発売しています。ここの特徴的だったところは、マルス端末とともに発券可能なPOS端末があり、1つの窓口に2台の発券端末があったことです。

 なぜマルス端末とPOS端末の2台あったかの詳細は分かりませんが、POS端末では主に東武線関連の乗車券を発売していたようです。 

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東武線発のPOS連絡券

 このきっぷはPOS端末で発券した東武線越生から川越接続のJR連絡券です。(東武線)越生という表記が特徴的です。右下の穴はJR川越駅の自動改札機を通った際に開いたものです。

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東武単独の乗車券

 また、POS端末でこのような 東武線越生発の東武単独券も発券できました。経由の表記は---となっていますが、れっきとした東武線の乗車券で、東京ではなく埼玉の霞ヶ関駅までのものです。JRのPOS券は東武線の自動改札に対応していないため、右下に○×の印字があります。

 なお、POS端末については昨年秋ごろに新型に更新されましたが、きっぷを発券するプリンターを接続しなくなってしまったので、これらのきっぷは発券はできなくなっています。

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工事中の越生駅東口 2018/12/24

 越生町の広報誌「広報おごせ」によると、3月16日のJRのダイヤ改正に合わせて越生駅東口開設工事が完成し、駅の東西を結ぶ自由通路が設置され終日通行できるようになります。

 合わせて改札分離が行われ、改札は現在の西口駅舎から各社のホーム上に移ります。その際にJR駅は無人化され、東武駅には自動券売機がされるとのことです(JRの券売機が設置されるかや東武駅に駅員が配置されるかどうかの記載はありません)。JR地紋の東武のきっぷというキワモノが入手できるのも今のうちです。