続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

リゾートあわトレイン

リゾートあわトレイン

◆種別:普通

◆区間:安房小湊・安房鴨川~館山

 列車に乗りながら南房総の景色や産直品が楽しめる観光列車として「リゾートあわトレイン」が不定期で運転されています。今年については2月・8月に運転され、11月の3連休にも予定されています。8月に運転された際には外房線・安房小湊駅発着でしたが、2月・11月は内房線内の舘山~安房鴨川間の運転になっています。

 車両はJR東日本幕張車両センターの「ニューなのはな」でした。6両中4両が指定席で1両が自由席でもう1両は地元特産品を展示・発売するイベントスペースという組み合わせでした。

Awatrain_inside (指定席内部)

 指定席車両については通路を挟んで海側がボックス席で山側がお座敷となっていて、お座敷は自由に使用することができました。「ニューなのはな」だからこそできるレイアウトだと思います。一人あたりのスペースは非常に広くゆっくりくつろげました。座敷に寝転がって爆睡している人もいました。

I0606 Awatrain_ticketer

 指定は前日でも労することなく取れました。しかし、なぜか「指定席券売機」では買えませんでした。千倉駅で20分停車した上に臨時列車で鈍足だったので、時刻検索機能の候補から除外したのかもしれません。また、イルカがデザインされた専用のチケッターが用意されていたのは少々驚きでした。

Rsawatrain (内房線・千倉駅)

 海が見える絶景スポット(内房線・太海~江見間)は徐行運転をしてくれて、景色を楽しむこともできました。また、途中停車駅や車内での地元特産品の発売もありました。

 私が乗車した時はちょうど夏休み期間中だったので、制服を着た記念撮影や車掌体験イベントなど子供向けのイベントが組まれていました。残念ながら子供どころか乗客自体が少なく空振りしていた感はありましたが、楽しんで帰ってもらおうという心意気は十分感じられました。 

 大人の鉄ヲタ(と言うよりきっぷヲタ)向けには車掌の研修用に使用している車発機できっぷの発券体験ができるという衝撃的なイベントがありました。私も初めて車発機を手にして、いろいろと試させてもらいました(嫁には車発機を手にニヤニヤしている姿を激写されましたが)。駅の窓口では発券に苦労する社線連絡券なんかも簡単に発券できて感心しました。発券したものはさすがに貰えませんでしたが、写真ぐらい撮っておけばよかったとちと後悔しています。

 今回も同じイベントがあるかどうかはわかりませんが、ひょっとしたら今度の3連休にリベンジに行くかもしれません。