G丹波路快速
◆種別:快速
◆区間:大阪~篠山口(下り5本・上り1本、平日のみ)
丹波路快速はJR宝塚線(福知山線)の大阪~福知山間で運転されている快速列車の愛称です。2020年3月のダイヤ改正で日中の丹波路快速は快速運転区間を尼崎~宝塚間に縮小した区間快速に変更されているので、大阪発は朝と夕方以降の運転になっています。
また、JR宝塚線では丹波路快速ではない名無しの快速列車も運転されています。丹波路快速と名無し快速の違いは以下の通りです。
丹波路快速 | 名無し快速 | |
---|---|---|
車両形式 | 223系と225系 | ほぼ207系と321系 |
運転区間 | 大阪発着 | 大阪発着以外に東西線直通あり |
JR宝塚線で快速運転を行う尼崎~三田間の停車駅は同じです。名無し快速は大阪発着もあるので、223系・225系で運転されトイレがあるのが丹波路快速で、207系・321系でトイレなしが名無し快速と区別するのが分かりやすそうです。
今年3月のダイヤ改正でその丹波路快速の通勤時間帯の一部列車(上り1本・下り5本)に「うれしート」が設定されました。それらの列車には愛称に路線記号をくっつけて「G丹波路快速」と名乗り50番台の号数も付いています。
いつものようにチケットレスせずに利用してきた丹波路快速の「うれしート」です。53号というのは下りで2本目の列車です。
大阪駅発車時点で既に半分以上埋まっており、そこから減る一方かと思いきや尼崎や川西池田から乗ってくる客もいました。そしてほとんどの客が宝塚より先まで乗っており、特急が停車しない駅の着席需要をうまく拾えている印象を受けました。
丹波路快速の「うれしート」は車掌がいる列車最後尾に4席×5列の20席が設定されています。私が乗った時は「うれしート」の設定から1ヶ月ほどしか経っていなかったので、誤乗する人が続出していました。その都度車掌が運転席から出てきて追い出していました。
短い6両編成で「うれしート」が設定されていたので、のれんの向こう側は激混みでちょっと気の毒でした。「うれしート」を設定するのであれば8両編成の列車限定にした方がいいように感じました。
大阪・関西万博終了に伴う10月14日のダイヤ修正の際に「うれしート」の設定範囲が拡大し、JR宝塚線~JR東西線~学研都市線を通しで運転する朝夕の名無し快速(奈良・木津~宝塚・新三田間)にも「うれしート」が設定されます。尼崎~木津間は初設定になります。
座席指定の「うれしート」がロングシートである207系や321系に初めて設定され、賛否両論出そうな感じはします。