鬼滅の刃
◆種別:特急
◆区間:札幌~室蘭
JR北海道は映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」の公開に合わせてアニメ「鬼滅の刃」とタイアップし、スタンプラリーや限定記念きっぷの発売、ラッピング列車を運転するキャンペーンを行っています。
5年前にJR九州でコラボキャンペーンが実施され、「SL鬼滅の刃」という列車が運転されて沿線は大変な賑わいだったことを思い出しました。私はアニメは全然詳しくないんですが、「鬼滅の刃」の人気が持続していることに驚くとともに、JR九州から5年も遅れてJR北海道が追随するとは思いませんでした。

JR北海道のプレスリリース(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20250514_KO_kimetsu_no_yaiba.pdf)
より
JR北海道のラッピング列車は特急「カムイ」や「すずらん」で使用されている789系1000番台(HL-1007編成)です。「鬼滅の刃」の設定が大正時代とのことなので、平成の銀色に輝く電車とはアニメの世界観と相容れないような気がしますが、そこは突っ込まないことにします。


ラッピング編成初日の7月12日は札幌~室蘭間で特急「鬼滅の刃」という特別列車が運転されました。当日は炭治郎柄のヘッドマークが用意され、座席には往復で異なるデザインのオリジナルのヘッドレストカバーを装着し利用客にプレゼントするというサービスもありました。


JR九州の「SL鬼滅の刃」が1ヶ月前10時の発売開始とともに瞬殺されたので、こちらも相応の人気になるのかなと思って「えきねっと」の事前予約を仕込んでおいたらあっさり取れました。発売開始からしばらくは窓側席も空いていました。往復とも日本語表記では面白くないので復路は英語表記で発券してみました。
札幌~室蘭間の途中停車駅はなく「トクだ値」の設定もなかったので、「えきねっと」で購入する場合は正規料金で札幌~室蘭間を購入するしかありませんでした。乗車券3,060円に特急料金2,360円で片道トータルで5,420円と結構なお値段になるので、冷やかしの予約が少なかったから取りやすかったのかなと推測しています。


車内には「鬼滅の刃」に登場するキャラクターのポスターとか映画の宣伝が貼ってありました。全部を写真に収めて車内をうろついている熱心なファンの人が何人もいました。また、登別~東室蘭間付近では往復で異なるキャラクターの声優による車内アナウンスがあり、この一日の運転のために趣向を凝らして頑張っているなと感じました。



ラッピング編成にはプレスリリースで紹介されていたとおり「鬼滅の刃」に登場するキャラクターがラッピングされていました。アニメの設定の時期とは異なりますが、これはこれで悪くないのかなと思いました。

終着の室蘭駅は昨年9月末で無人化されています。この日はどこかからか係員が出張してきていて、きっぷを持ち帰りたい人向けに乗車記念印を用意して対応していました。なので、このように普段無人のはずの室蘭駅で下車した際の乗車記念印が入っています。


「鬼滅の刃」号の運転後のラッピング編成は今月末までの運行予定で、札幌~旭川間の特急「カムイ」の定期列車に充当されています。なぜか「すずらん」には充当されず札幌~室蘭間の運転はこの日限りだった模様です。