2010(平成22)年12月の東北新幹線新青森開業のタイミングで、東北線・八戸~青森間が青い森鉄道に転換されました。
その際に八戸駅の在来線の改札業務はJRから青い森鉄道に移管されました。八戸線の乗車券は在来線側の青い森鉄道の券売機で発売しています。
現物はこんな感じです。左上に(青い森鉄道)と印字されていますが、青い森鉄道地紋の八戸からのJR単独券です。概ねJRの様式を踏襲しており、しなの鉄道・小諸駅にもそっくりなものがあります。
また、改札横の窓口では青い森鉄道の端末で八戸線の乗車券を発券してくれます。見ての通り東日本会社線から東日本会社線のきっぷで、JR単独券になります。八戸線経由であることが自明であるせいか、経由の印字はありません。
在来線改札にJRの窓口や券売機はありませんが、新幹線側のみどりの窓口では八戸線の乗車券は普通に発売しています。
今日で東北新幹線新青森開業10周年を迎えました。八戸駅の在来線がこの営業形態になって10年でもあります。10年前の今日は「新青森開業記念号」という団体列車で青森まで行っていました。
それにしても、個人的に青森と絡めてどうしても思い出されるのは、当時JR東日本の「MY FIRST AOMORI」という新幹線開業キャンペーンのCMに出ていた三浦春馬ですね。駅員姿が初々しくも凛々しかった彼がまさか10年後に前触れもなくこの世からいなくなってしまうとは。まだ信じられないですね…。