鹿児島中央駅に私が勝手に「開かずの窓口」と呼んでいる窓口があります。
それは鹿児島中央駅の在来線改札内のみどりの窓口です。在来線改札を入ってすぐ左側にあります。こうしてシャッターが下りていることもあれば、窓口は開いているものの中に人がいないということもあります。
ここで新幹線・在来線の特急券や無人駅からの乗車券を発売しているはずです。数年にわたって鹿児島中央駅を訪れる際(と言ってもせいぜい年2~3回程度ですが)に見続けているんですが、ほとんど開いていないのです。朝晩ならともかく、日中の手ごろな時間に行ってもだいたい閉まっています。ある時は年末の帰省ラッシュで混み合う日の昼過ぎでも閉じていたぐらいです。どういうタイミングで開いているのか分かりません。
唯一開いていることが確認できたのは3年前の8月で、この時はマルスの入場券を購入しました。MR32型端末で発売箇所表記は「鹿児中央乗継MR」という期待通り(?)の表記でした。それから開かず記録は3年近く更新され続け、戦績は1勝9敗ぐらいになっていました。
2勝目は今年の10月でした。3年の間に端末はMR52型に更新されていました。
マルス券の発売箇所表記は「鹿児中央乗継-R」となっていました。MR32型の頃からの「鹿児中央」が継承された感はありますが、ハイフンを取って「鹿児島中央乗継R」だったらよかったのになと思いました。
また、3年前はPOSの入場券を買いそびれて後悔したので、今回は忘れず購入しました。
こちらは「鹿児島中駅POS9」という表記です。残念ながらこちらも一文字足りませんが、マルスは「鹿児中央」に対しPOSでは「鹿児島中」と異なっているのが興味深いです。
同様にJR九州のマルス端末のPOS機能で発券されたPOS仕様の入場券を見てみると、5文字以上の駅名では「〇〇〇〇駅」と4文字に略されているので、4文字までしか表示できない仕様なんだと思われます。
ちなみに3日前に鹿児島中央駅を通りかかった際にこの窓口が開いていたので、乗り継ぐ予定の指定券を発券してもらいました。今まで1勝9敗だったのが、この2ヶ月だけで2勝1敗です。
私が行くタイミングがたまたま悪いだけで、案外普通に開いているのかもしれません。今年5月から指宿枕崎線にANSWERシステムを導入し、南鹿児島〜喜入間の有人駅が無人化された影響もあるような気がします。