続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

EX予約の早特利用制限(2021年度)

EX予約の早特利用制限(2021年度)

 EX予約は東海道・山陽新幹線が一年中安く利用できるというのが売り文句でした。そんなEX予約の早期購入割引である「早特商品」に利用制限期間が設定されたのは2019(平成31)年度からでした。利用制限期間はJRグループで固定で設定される「繁忙期」とは異なり、曜日の配列によって年度ごとに変動するものでした。

 今年のGWの予定を計画していて、念のため4月以降(2021年度)の早特商品の利用制限期間を確認したところ、大変なことになっているのに気づきました。以下は3年分の利用制限期間の比較です。 

  2019年度 2020年度 2021年度
GW  4/27・28、5/5・6 5/1・2・5・6 4/27~5/6
旧盆  8/10~12 8/10・15・16 8/10~19
年末年始 12/28~31、1/2・3 12/28~31、1/2~4 12/28~1/6      
制限日数 13日 14日 30日

 そもそも利用制限があること自体気に食わないんですが、2021年度はジパング倶楽部や「新幹線回数券」と同じ期間の利用制限が入っています。制限日数は昨年度から倍以上に増えていて、1年のうち1ヶ月分は早特商品が利用できないことになります。こうして比較してみると、2021年度の改悪ぶりが際立ちます。

 鉄道会社の中で抜群の高収益を誇るJR東海ですら、新型コロナの影響による業績の落ち込みは厳しく、2021年3月期の当期純利益は2,340億円の赤字に転落することが見込まれています。来年度は一時帰休などのコスト削減とともに、旅客収入を増やさなければならないのは分かります。

 ただ、 それはあからさまな不利益変更によって少なくなった利用客から安易にむしり取るのではなく、新たな需要を喚起して利用客を増やす方向で実現してほしいと思いますし、こういう自社が苦境にある時でも積極的に利用してくれる客こそ大切にすべきじゃないのかと声を大にして言いたいです。

 とりあえずGWは西へ行くかどうかも含めて再検討することにしました。

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 嫁の実家が北九州にあるので、帰省の際はよくEX早特を利用していました。2019年度に初めて利用制限が設定されたときには、制限を避けるべく時期を前倒しし、仕事納めを終えた後に職場から東京駅に直行し帰省しました。

 早特商品でない通常のEX予約は使えるので定価よりは若干安いですが、長距離区間で早特が利用できるかできないかの差は大きいです。今年もいずれ帰省するでしょうが、超繁忙期の早特商品が完全に封じ込められたので、他の交通手段も含めてフラットな状態で検討することになりそうです。