続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

境港駅鬼太郎チケッター

 「ゲゲゲの鬼太郎」の作者の水木しげる氏の出身地が鳥取県境港市であることにちなんで、米子と境港を結ぶ境線では鬼太郎列車なる列車が走っています。一例としてはこんな感じ↓です。

(旧)こなきじじい列車:米子駅 2014/2/16

砂かけばばあ列車:米子駅 2021/6/9

 境線や山陰線で走るキハ40・47系に「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターの全面ラッピングが施されています。これらを総称して鬼太郎列車としています。

境港駅で発車を待つ(旧)砂かけばばあ列車 2014/2/16

 JR西日本の駅できっぷを持ち帰ろうとする場合、「乗車記念/使用済」という印が押されます。細部に多少の違いはあれどどこもほぼ同じ様式です。そこには駅名がないためどの駅で貰ったか分かりません。

鬼太郎列車乗車記念印

 ところが、境港駅の乗車記念印は「鬼太郎列車/乗車記念」となっていて、他の駅とは違い横長で一回り大きくなっています。印だけでは境港駅かどうかは分かりませんが、盲腸線の境線で唯一の有人駅かつ終着駅なので境港駅であろうという推測はできます。

鬼太郎チケッター

 さらに乗車時に押されるチケッターは鬼太郎のイラスト入りです。イラスト入りのチケッターはJR四国の車掌が使用するアンパンマン柄はありましたが、駅の乗車用のチケッターでは初めて見ました。

 鬼太郎列車乗車記念印も鬼太郎チケッターも列車で境港へ観光に訪れる人にとってはいい記念になると思います。きっぷヲタ的にはエドモンソン券では小さいのでマルス券を用意しておきたいところです。

 ところで、JR西日本は10月1日に組織変更を予定していて、米子支社は新たに設置される中国統括本部の下部組織となり、その名称を山陰支社とするそうです。その際にこの境港駅のチケッターを含め、「米子支社」と表記されたチケッターがどうなるのかな?というのが密かな関心事です。引き続き鬼太郎が残ればいいんですけどね。