続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

博多⇔長崎乗車票

 往復飛行機+宿泊のパックツアーのオプションとして、北海道・四国・九州ではJRのフリーきっぷや片道きっぷが定価より安く購入できたりします。現地での購入はできず、事前にパックツアーと一緒に購入する必要があります。

 フリーきっぷの中にはみどりの窓口では発売しないオプション専用のきっぷもあります。以前紹介した「由布院・別府フリーきっぷ」もそのうちの一つです。個人的には飛行機のパックツアーの利用頻度が増えていたため、ニーズと条件が合えばオプション券にもよく手を出しています。

 先日、JALパックを利用して福岡入りし、さらに博多から諫早に行く予定があり、「ネットきっぷ」以外に何かいいきっぷがないか探していました。「ネット早特」は予定が固まっておらず、乗り遅れた際に特急券部分が無効になるので選択肢から外しました。

オプションの画面(JALパック)

 そこで見つけたのが「区間指定きっぷ 特急「かもめ」(博多→長崎) 」というオプションでした。申込時に乗車日は決める必要はありますが、指定席が利用できて3,000円と同区間の「ネットきっぷ」(3,150円)より少しだけ割安でした。乗車日を7月10日に指定しオプション券を申込み、後日バウチャー券が送られてきました。

 博多駅のみどりの窓口にバウチャー券を持ち込んで引き換えた乗車票と指定券です。JALパックのオプションの選択画面では「博多→長崎」と片方向になっていて、実際にバウチャー券も「7月10日博多→長崎」と記載されていましが、券面は「博多⇔長崎」と両方向になっています。

 窓口では利用日と乗車区間(博多発か長崎発か)を聞かれました。なので、博多~長崎という区間さえ満たしていれば、融通が利くというか、必ずしもバウチャー券記載の通りに発券しないでもいいものなのかもしれません。

かもめ7号:博多駅 2022/7/10

 諫早まで1時間40分ほどの旅でした。9月25日の西九州新幹線開業に伴って、直通の在来線特急の「かもめ」は廃止となり、諫早・長崎へは武雄温泉乗り換えでそこから先は新幹線「かもめ」となります。

 それに伴って、この博多~長崎間の乗車票もなくなるか、値上げされるかの動きがあるはずです。そういう意味では期せずして趣味的な課題を解決できてよかったと思います。