瀬戸大橋アンパンマントロッコ号
◆種別:快速
◆区間:岡山~高松・琴平
平成15年春から運転されていた快速「瀬戸大橋トロッコ」号のキクハ32系をアンパンマン仕様に衣替えして、快速「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」号として毎年春~秋の週末に運転されています。今年春から運転区間が変更となり高松発着の設定が加わりました。2・3号が高松発着で、1・4号が琴平発着です。今年の夏休み期間はほぼ毎日運転されるようです。
高松 琴平 児島 岡山
2号 8:04 → = → 9:26 → 9:53
1号 11:58 ← 11:00 ← 10:11
4号 12:17 → 13:28 → 13:58
3号 16:50 ← = ← 15:47 ← 14:50
おそらく車両の所属であるJR四国高松運転所からの送り込み運転も営業運転にしてしまおうという発想だと思われます。2→1→4→3号と順番が変則的な印象を受けますが、岡山発を奇数号とするとこういう動きになるのもわかります。
私は1号に乗ったんですが、1ヶ月前の発売日の午前中に△となっていたので、人気は高いようです。ダイヤ的には1号が最も混みそうな感じはしますが…。「瀬戸大橋トロッコ」の時は5日前でも楽勝で窓側が取れたので、ちょっと油断していました。空席が少ないことに気づいたため慌てて5489サービスに電話しましたが、バラバラでしか取れませんでした(後日変更して並びは確保できましたが…)。
トロッコ車両に乗車できるのは児島以南に限られるのは「瀬戸大橋トロッコ」の頃と変わりません。指定席も児島以南が含まれないと発売できない制限がかかっています。座席はボックス席になっていて、偶数番が海側になります。奇数番はハズレです。
客層は当たり前のごとくほとんどが幼児を伴った家族連れでした。私は「西日本パス」利用の大人2人だったんですが、かなり浮いていました。アンパンマンには興味がなくて、ただ単に瀬戸大橋をトロッコ列車で越えてみたいと思っていただけなんですが…。間違っても男女問わず大人一人で乗らない方がいいです。痛い視線が注がれること請け合いです。
(座席表示もこんな感じ…)
キクハ32系の外装はデカデカとアンパンマンのペイントが施されていて、BGMはアンパンマンの歌が繰り返し流されていました。売店コーナーではアンパンマン弁当も売られていて、列車名のごとくアンパンマン尽くしでした。アンパンマン大好きの姪がいたら興奮して大喜びだろうなぁ…と思いつつも、大人だけで乗るにはちょっと落ち着かない感じはしました。
高松車掌区の車内改札のチケッターはご丁寧にアンパンマンの図柄でした。右側のものは高松車掌区の普通のチケッターです、今でも使っているかわかりませんが、以前松山車掌区の違う図柄のものを見たことがあります。大きさが小さい割にきれいに図柄が写りました。
(土讃線・善通寺)
写真は土讃線・善通寺駅で撮影したものです。岡山駅発車時点で座席がほぼ埋まりましたが、途中の宇多津・丸亀・多度津駅でほとんど降りてしまいました。この時は既に車内はまばらでした。