続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

西日本懐鉃料金券(やくも)

 昨年10月14日の鉄道の日から今年2月末まで「西日本懐鉃料金券」なる記念きっぷを発売していました。このプレスリリース(9月26日時点)のタイミングで「懐鉃入場券」が23万枚売れていたこともあり、その二匹目のドジョウを狙った感です。

 「西日本懐鉃料金券」は2種類用意されました。

◆やくも

岡山→出雲市と出雲市→岡山の自由席特急券の2枚セット

◆500系新幹線

新大阪→博多間の新幹線自由席特急券

 この2列車が対象になったのは「やくも」が伯備線での運行開始50周年を迎え、500系新幹線が運行開始25周年を迎えたためです。

 きっぷ本体に専用台紙が付いて発売額は「やくも」が4,840円(2,420円×2枚)で、500系新幹線が4,960円でいずれも定価と同額です。「やくも」はJR西日本公式オンラインショップの「DISCOVER WEST mall」と岡山・新見・根雨・米子・松江の各駅でも発売され、500系新幹線については「DISCOVER WEST mall」のみの発売でした。

岡山→出雲市(常備券タイプ)

出雲市→岡山(料補タイプ)

 「やくも」バージョンはこんな感じでした。岡山→出雲市間がピンクの常備券タイプで、出雲市→岡山間は料補を模したタイプでした。いずれも企画券になっていて、2022年10月14日から2023年3月末まで半年弱利用できるものの、乗車変更や払い戻し不可という条件付きでした。

やくも25号:岡山駅 2023/3/19

やくも26号:伯備線・生山駅 2023/3/20

 私がこのきっぷを「DISCOVER WEST mall」で購入したのは2月下旬でした。送料を含めると5,000円を超えるので、実使用の予定がないと手を出しにくいと思います。実使用の予定ができてから買うつもりでした。

 岡山→出雲市間は「やくも25号」で全区間利用し、出雲市→岡山間は「やくも26号」で生山→岡山間で利用しました。出雲市→岡山間は全区間乗車していないのでちょっと損していますがまぁ仕方ないです。

岡山車掌区と米子車掌区のスペシャルチケッター

 伯備線電化40周年を記念して昨年7月から381系のデザインが入ったスペシャルチケッターが用意されています。「やくも」全列車が対象で岡山車掌区と米子車掌区と2種類あってデザインが異なっています。「やくも」の乗車ついでに車掌に申し出れば押してもらえます。幸い行きと帰りで担当が違ったので両方のチケッターを集めることができました。スペシャルチケッターの終了時期は決まっておらず「当分の間」となっています。