続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

小田原・伊豆統括センター

 今年度に入ってJR東日本の一部支社で駅業務と乗務業務の融合を図るとして、「統括センター」なる組織を発足させています。

 そのうちの一つである「小田原・伊豆統括センター」は今年7月に発足しています。拠点駅は小田原駅で、二宮~熱海~伊東間の駅業務と熱海運輸区の乗務業務を順次融合していくんだそうです。

 8月に特急「踊り子3号」に乗車し網代まで行こうとしていた時のことです。車掌が回ってきたので「休日おでかけパス」からはみ出す部分の乗り越し精算を申し出ました。何気なく車掌のバッジを見たところ、所属が「小田原・伊豆統括センター」となっていました。

小・伊統括C

 車発機のレシート券に印刷された区所名は「小・伊統括C」となっています。変な略し方だと思いますが、スペースがなくて文字数がどうしようもなかったのでしょう。

小田原・伊豆統括C

 ついでに特急券にチケッターを捺してもらいました。こちらは「小田原・伊豆統括C」とフルで入っています。

 東海道線の普通列車のグリーン車の車内改札業務はグリーンアテンダントが行っているため、車掌の出る幕はありません。稀に小田原から先の駅間が長い区間に入ると車掌が巡回に来ることはありますが、確実ではありません。特急列車であれば車掌が乗務しているので、もし小田原・伊豆統括センターのチケッターが欲しいという場合は「踊り子」に乗ると確率が高いと思います。

 部外者なので会社が統括センターを設置することでどういう効果を狙ってるのかは分かりませんが、今日は駅業務で明日は乗務(車掌)業務といった具合に短期間で違う業務を行き来させられたら、しんどいし混乱するだろうなと他人事ながら思います。私が働く立場ならちょっと嫌ですね。