とき66号
◆種別:新幹線
◆区間:新潟→東京
8月に発表されたJR東日本新潟支社の秋の臨時列車のプレスリリースの中で気になる記載がありました。
『とき』の臨時列車は【全車指定席】とし、より多くの着席ニーズにお応えします。
着席ニーズがどの程度あるかは知りませんが、JR東日本の新幹線の中で上越新幹線だけが全車指定席の定期列車がありません(東京~高崎間の「かがやき」のことは一旦横に置いといて)。でも、少し前の記憶を辿ってみると全車指定席の「とき」に乗ったことがあったような気がしました。www.imadegawa075.net
この通り10年前(2013年)のGWに乗っていました。この時は北陸新幹線が金沢まで延伸される前で、上越新幹線が首都圏と北陸を連絡する役目を担っていました。GWに北陸から首都圏へ戻る需要に対応するために設定したものと思われます。私もこの時富山からの帰りで長岡で特急「北越3号」→「とき362号」の乗り継ぎをしていました。
2015年3月に北陸新幹線が金沢まで延伸されると、北陸連絡の需要が上越新幹線から北陸新幹線に移行し、スキー関係を除き上越新幹線の全車指定席の列車はほとんど設定されなくなったと記憶しています。
10年前に私が乗った全車指定席の「とき」は362号で、定期列車との区別が付かない状態でした。そのため自由席特急券で誤乗したと見られる人がデッキに結構乗っていた記憶があります。今秋から設定された全車指定席の「とき」は号数を2桁にして自由席がある定期列車との違いを多少分かりやすくしています。
先月利用した全車指定席だった「とき66号」の特急券です。臨時列車でしたが「トクだ値」の設定もありました。特急券を見る限りでは全車指定席かどうかは分かりません。普段自由席である1~3号車を指定すればそれと分かってよかったんですが…。
趣味的には「はやぶさ」や「かがやき」と同様に満席時に立席特急券が発売されるのかも気になるところです。
今度の年末年始にも全車指定席の「とき」は多数設定されています。スキー臨である「たにがわ」の号数2桁の臨時列車は自由席の設定があります。全車指定席になるのはあくまで「とき」の号数2桁の臨時列車だけです。