MV50型券売機
昨年10月よりJR東日本・足利駅を皮切りに顧客操作型の指定席券売機に新型機種MV50型が登場しました。登場順はMV10→MV30→MV40→MV35だったと私の中では記憶しています。MV35がMV30の亜種のようなもので、MV40型はクレジットカード専用端末です。MV50型は現金・クレジットカードに対応したMV30型のフルモデルチェンジのような機種です。
この記事を仕込んでいる時点ではJR東日本・JR東海・JR九州で設置を確認しています。今後は初期のMV30型の置き換えが始まるでしょうから、JR各社に展開していくものと思われます。
この写真のものはJR九州の博多駅のものです。パネル部分がLEDっぽい明るさで、縁は鏡面仕上げで目立ちます。端末操作時は明るくなりすぎないようパネル部分が減光されます。また、テンキーの右側にQRコード読み取り機があります。今のところ何に使うのかは不明ですが、今後何か機能拡張を予定しているんでしょう。私は経路検索サイトとの連動を予想していますが…。なお、JR東海の端末だけはQRコード読み取り機はありませんでした。
画面のスタートメニューは各社とも従来機種と大きく変わっていませんが、その先の画面の見せ方やボタンの大きさがこれまでのMV端末とは明らかに異なります。初めて接すると戸惑いますが、慣れれば使いやすいと思います。当然ながらレスポンスはこれまでのどの機種より速いです。
(JR東海・東京駅)
各社のMV50型の端末で購入し、実際に使用したきっぷです。趣味的には残念な感熱印字です。JR東海は発売箇所表記で既存機種との区別は付きませんが、JR東日本はVF、JR九州はMV50と印字されていて、MV50型であることを識別できるようになっています。
ウェブページに各社のMV端末を纏めています。新機種が登場してリサーチ追いつき次第、追加していきますので興味がある方はどうぞ。