水上91・92号
◆種別:特急
◆区間:上野~水上
特急「水上」は利用低迷により平成22年12月のダイヤ改正で定期運転を終了し、臨時列車として運行されていました。しかし、ここ数年は臨時列車の運行すらなくなり、もう運転されないものだと思っていました。
ところが、突如として昨年から今年にかけての年越しの臨時列車で久々に「水上」が設定されました。12月30・31日に上野→水上間で「水上91号」が、年が明けて1月2・3日には水上→上野間で「水上92号」が運転されました。いずれの日も片道のみの運転でした。
かつての併結相手だった特急「草津」は185系から651系に置き換えられましたが、「水上」は引き続き185系でした。ただし、同じ185系でも馴染みのあるEXPRESS色ではなく緑ストライプの編成(OM03編成)が充当され、かつての定期運転時とは異なる雰囲気が出ていました。
列車は6両編成で、指定席と自由席が3両ずつでした。指定席はほぼ満席で、自由席も7~8割は埋まっていて、思いのほか良好な利用状況でした。久々の多客臨だったので私のような鉄ヲタも少なからずいましたが、年越しを温泉地で過ごそうとする客で賑わっていました。
昨年の年越しに突如設定された意図は分かりませんが、私が乗車した12月31日の91号は多く利用されていました。今後、また他客臨として運転される可能性はなくはないような気がします。ただし、このGWには設定がないようです。