山陰地区自動改札機導入
昨年11月5日より米子・松江・出雲市の3駅では自動改札機が導入されました。鳥取県・島根県での自動改札機導入は初めてになります。
その後、12月17日より特急「やくも」が停車する伯備線の新見・生山・根雨の3駅と山陰線・伯耆大山~出雲市間で新たにICOCAが利用できるようになりました。同日より先ほどの3駅の自動改札機はICOCA対応されています。
今年2月に出雲市駅を訪れました。出雲市駅に自動改札機が入っていたことは情報として頭に入っていたんですが、実際にICカードの読み取り部が青く光っている真新しい自動改札機を見るとやはり軽い驚きがありました。
前後の写真を比べて分かるとおり、自動改札機は4台導入され通路が1本増えています。逆に有人改札が2つから1つに減っているので、要員の合理化もできているように見えます。
その際に使用した乗車券と特急券です。2枚重ねて自動改札に通し、2枚とも右下に穴が開いています。
今後の山陰地区の自動改札ですが、今回導入された3駅より乗降人員の多く、終日有人の鳥取駅にはそのうち導入される気がします。あとは特急列車がすべて停車し、乗降人員が出雲市駅と同程度の倉吉駅までは導入がありうるかなという感じがしています。
現在、私鉄も含めて自動改札機がまったくない県は福井・徳島・愛媛の3県です。そのうち、福井県では来年夏に開催される「福井しあわせ元気国体」に合わせて導入されることが決まっています。また、愛媛県では伊予鉄道が松山市駅で使用していましたが、なぜか3年前に撤去され昔ながらの有人改札に戻っています。なので、後にも先にも自動改札機と縁がないのは徳島県のみとなります。徳島駅にぐらい導入してもいいと思うんですけどね。