島原鉄道では島原鉄道主要駅~諫早間の片道乗車券2枚とJRの福岡市内~長崎間の「2枚きっぷ」をセット販売をしています。かつてはJRと接続があった江崎汽船や肥薩おれんじ鉄道でも「2枚きっぷ」を扱っていました。
セット販売の設定区間は以下の5区間です。島原市内というのは島鉄湯江~島原外港を指しますが、運賃の比較では島原駅発着で計算しています。
発売区間 | JR 2枚きっぷ (A) |
諫早までの 片道運賃(B) |
セット販売 発売額(C) |
割引額 (A)+(B)×2-(C) |
|
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本諫早 | 福岡市内 (博多) |
6,180円 | 150円 | 6,480円 | 0円 |
愛野 | 520円 | 6,900円 | 320円 | ||
吾妻 | 670円 | 7,100円 | 420円 | ||
多比良町 | 1,120円 | 7,720円 | 700円 | ||
島原市内 | 1,430円 | 8,240円 | 800円 |
本諫早発着は割引額がありませんが、他の駅からはおよそ3割程度の320円~800円の割引があります。
本諫早駅で購入した「2枚きっぷ」です。発売箇所表記は諫早駅になっています。「島原鉄道 本諫早」となるのを期待していただけにちょっと残念でした。
なお、本諫早駅発でのセット販売は割引額がないので、窓口では「2枚きっぷ」の6,180円だけ支払い、「諫早まではそこの券売機で買ってください」と言われました。他の駅でセット販売されているものの島原鉄道の部分のきっぷがどうなっているか多少気になります。
【補足:2021/9/1】
島原鉄道での「2枚きっぷ」の発売は2021年3月末で終了したので、カテゴリーを追加しています。