続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

糸魚川駅のみどりの窓口閉鎖

糸魚川駅のみどりの窓口閉鎖

 昨年8月24日にJR西日本が「今後の北陸エリアの駅運営体制等について」というプレスリリースを発表しました。

 2030(令和12)年度までに金沢支社管内のみどりの窓口設置駅を9駅にまで減らし、みどりの券売機への置き換えや無人化を進めていく方針を打ち出しました。2030年度時点でみどりの窓口が残るのは北陸新幹線の敦賀~富山間の9駅だけで、他に7駅がみどりの窓口を閉鎖し有人のまま「みどりの券売機プラス」を導入、その他は全てICOCAもしくは乗務員へ対応をシフトするとあるので、無人化するんだと思います。

 正直、2030年度という10年も先の長期計画を今のタイミングにリリースしたのに違和感はありましたが、騙し討ちのごとく無人化していくよりは事前にこうして予告してくれる方がよっぽど親切だと思います。


 北陸新幹線・糸魚川駅は2020年度にみどりの窓口を閉鎖し有人のままみどりの券売機プラスを導入する対象駅となり、昨年12月22日でみどりの窓口が閉鎖されました。新幹線駅におけるみどりの窓口の閉鎖は初めてです。

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糸魚川駅(南口・アルプス口) 2019/3/2

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みどりの券売機プラス導入の告知 2021/3/6

 北陸新幹線が開業した2016(平成27)年度以降の糸魚川駅の1日の乗車人員は400人台後半~500人台半ばで推移しています。あの岡山支社管内では乗車人員4,000人を超える駅でもみどりの窓口を閉鎖し無人化された例(山陽線・庭瀬駅)があるぐらいなので、新幹線の駅でなければもっと早くみどりの窓口がなくなっていても不思議ではない数字です。

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糸魚川駅のみどりの窓口跡 2021/3/6

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糸魚川駅のみどりの券売機 2021/3/6

 現在はみどりの窓口は閉じられ、2台設置されていたみどりの券売機のうち右側の1台がプラスに置き換えられました。

 窓口が一つしかなかったので、その代替のプラスも1台という考えなんでしょうが、みどりの券売機プラスは非対面の遠隔で対応する分、ひとつひとつの確認を念入りにやるので、どうしても窓口より余計に時間がかかります。列車の発着が集中し利用客が多い時間帯や、遅延や不通などトラブルが発生して窓口対応を必要とする人が一気に集中すると、これでは足りない気がします。せめて2台ともプラス化すべきだったんじゃないかと思います(裏マルスがあるらしいですがここでは触れません)

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 糸魚川駅のみどりの窓口で買ったきっぷを探してみたんですが、あまりありませんでした。真ん中の入場券は北陸新幹線開業初日のものです。新幹線開業前はMR32型で、開業日にMR52型に置き換えられました。MR52型の使用期間は6年ほどでした。せめて新幹線の駅ぐらいはみどりの窓口を残してほしかった感はあります。

 糸魚川駅とほぼ同時に黒部宇奈月温泉駅からもみどりの窓口がなくなり、新幹線の駅には当たり前のようにみどりの窓口があって係員が対応してくれるであろうという暗黙の了解は崩れました。これでみどりの窓口のない新幹線駅はタブーではなくなったので、さっそく上越新幹線・浦佐駅が追随し今年2月末でみどりの窓口を閉鎖しました。さらに追随する駅や、今後開業する駅で最初から設置しない駅もあるかもしれません。