話せる精算機
昨年12月の中旬に札幌駅の改札内の精算機が置き換えられました。札幌駅以外に同型機が南千歳・新千歳空港駅にも設置されています。
現物はこちらです。オペレーター対応のMV50型「アシストマルス」(JR北海道では「話せる券売機」)をベースとした精算機です。言わば「話せる精算機」です。おそらくJRグループでは初めての使い方です。これ1台でほぼみどりの窓口の代替となるのに、それを用途が限られる改札内の精算機に使ってしまうのは贅沢な使い方だなと思いました。
「話せる精算機」の初期画面です。きっぷ精算の他、ICカードチャージに指定席・自由席メニューに「えきねっと」予約の受け取りまでできる高機能ぶりです。
新千歳空港から来た乗客が南千歳駅で函館・釧路方面の特急列車に乗り換えることもあるでしょうから、改札内で特急券を購入したり「えきねっと」予約が受け取れるのは便利だと思います。
まずは精算を試してみました。精算券も水色のマルス券の券紙を使用したエドモンソン券になります。MV50型のエドモンソン券にありがちな丸ゴシックのようなフォントです。発売箇所は「南千歳駅」で、左側の1858がこの券売機固有の番号だと思います。それにしても、英語の注意書きのある精算券は初めて見ました。
次に「えきねっと」の受け取り機能を試してみました。北海道で使う予約を仕込んでいなかったので、受け取ったのは北海道とは何も関係ない予約です。発売箇所表記は「南千歳ラAMV1」となっています。AMVはJR北海道での「話せる券売機」の表記で、「ラ」と言うのは改札内=ラッチ内の略の「ラ」だと思います。
んで、気になるトマム駅のQRコードによる精算機能も試しています。これは別の記事にて。