続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

踊り子座席未指定券(伊豆箱根鉄道)

踊り子座席未指定券(伊豆箱根鉄道)

 今年3月のダイヤ改正で特急「踊り子」での「新たな着席サービス」開始に伴い、JR東海・伊豆急・伊豆箱根鉄道に跨る区間でも導入されました。「新たな着席サービス」のJR東日本以外の会社での導入は初めてです。

 それまでの伊豆箱根鉄道線内での「踊り子」は快速列車で運賃だけで乗車できましたが、ダイヤ改正後は特急列車となり特急料金(200円)が必要になりました。

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 伊豆箱根鉄道区間を含んだ座席未指定の特急券です。JR分の760円に加えて伊豆箱根鉄道分の200円が加算されています。

 私が乗車したのが湯河原駅で、6分後の熱海駅で乗務員がJR東日本から東海に交代しました。さらに熱海駅を発車して13分後の三島駅でJR東海から伊豆箱根鉄道に交代しました。そのため、伊豆箱根鉄道に入るまで車内改札は来ませんでした。

 そのまま来ないのかな?と思っていたら、伊豆長岡到着前に回ってきて、「伊箱鉄運転区 入鋏済」という印を押していきました。「踊り子」が特急化されるにあたって用意したものなのかもしれません。

 また、伊豆箱根鉄道でも座席未指定券を発売するようになっています。修善寺駅にはマルス端末がありますが、三島田町・大場・伊豆長岡・大仁の各駅では常備券の座席未指定券を発売しています。 

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 大場駅で購入した常備券の座席未指定券です。マルス発券分と異なり「踊り子号乗車」となっています。

 ダイヤ改正前までの「踊り子」は伊豆箱根鉄道線内での料金が発生していなかったため、伊豆箱根鉄道で発売しているにも関わらずJR東海(JR-C)の地紋でした。ダイヤ改正後は伊豆箱根鉄道の特急料金が発生しているため、自社地紋になっています。

 座席未指定券は指定席の亜種だと思っているので、自由席用のピンク色の地紋は若干違和感があったんですが、指定席用の特急券と区別すべくこの色にしたのかなと思います。