続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

踊り子残課題×2

踊り子残課題×2

 先の3月のダイヤ改正で特急「踊り子」の全列車のE257系への置き換えが完了し、全車指定席となりました。列車としての歴史に一区切りが入った感です。

 その一区切りを前に、湘南ライナーと同様にきっぷ収集的に残課題がないか見直してみました。探せばキリがないんですが、気づいていて買わないのは後々で後悔することにもなるので、日ごろから残課題はなるべく計画的に潰しておきたいところです。 

①伊豆箱根鉄道発行の閑散期の常備特急券

 硬券や常備軟券の指定席特急券は繁忙期・通常期・閑散期で料金が変動することに対応するため、券紙の色を分けて区別していました。伊豆箱根鉄道発行の常備軟券の特急券もそのようになっていました。ダイヤ改正のタイミングで「踊り子」の特急料金体系が変更され、通年同額となったため、券紙の色で区別する必要がなくなりました。

 通常期と繁忙期のきっぷは持っていたんですが、閑散期だけ持っていませんでした。平日勤務で土日休みなので、閑散期である月曜~木曜に利用するには必然的に有休を使う必要がありました。

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閑散期(上)と繁忙期(下)

 んで、2月17日に半休を行使して現地に行って買ってみたんですが、繁忙期との色の違いがよく分かりませんでした。2枚並べて肉眼で比べてみると、閑散期の方が少し薄いだけかな?と思う程度です。あとは発売額や小児断線右上に「B閑特」の表記で区別するしかありません。

②伊豆急発行キロ数表示の自由席特急券

 硬券や常備軟券の時代にはキロ数表示の自由席特急券は当たり前にあり、現在でもJR北海道や西日本で発売されている常備券や三島会社の簡易券売機では見かけます。しかし、JR東日本管内ではほぼ見かけなくなりました。

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 しかし、灯台下暗しで伊豆急でこのような自由席特急券を売っていました。休日の帰りの特急は混むというイメージがあったので、伊豆急からJRへ通しで自由席を利用したことが今までほとんどなく、これを知ったのは今年に入ってからでした。

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伊豆急の券売機 2021/2/23

 正体は券売機で発売していた自由席特急券でした。伊豆急を利用するときは事前にきっぷを仕込んでいることがほとんどで、伊豆急の券売機に触れる機会がほとんどありませんでした。ちなみにダイヤ改正以降は「踊り子」が全車指定席化されたことにより、自由席特急券の口座はなくなり座席未指定券の購入もできなくなっています。