今年3月12日のダイヤ改正で山形新幹線は全車指定席化され、自由席がなくなりました。それに伴って自由席特急券の発売は終了しています。
自由席はなくなりましたが、福島~新庄間は特定特急券を購入することで普通車の空席を利用することができます。要は秋田新幹線と同じ仕組みになりました。
自由席があった頃の自由席特急券です。在来線で完結する区間の特急料金は在来線のA料金と同額だったので、様式は在来線の自由席特急券と何ら変わりません。こちらが発売終了となりました。
こちらがダイヤ改正後に山形新幹線に登場した特定特急券です。券名は「特定特急券(立席)」となっています。発車時刻や列車名が表記されていて指定席の特急券の様式に近いですが、列車名は「つばさ号」という列車が指定されていないダミーになっています。
福島~新庄間の50Km以内の区間であれば自由席でも特定特急券でも同額で、50Kmを超える区間であれば値下がりになっています。ただし、特定特急券は券面に記載の通り普通車の空席に座れるというだけで、後から指定券を持った客が来たらその席は譲らないといけません。おちおち居眠りや食事もできないため、個人的には好きはなれない制度です。なのであまり使いません。やはり、最初から自由席があるに越したことはないです。