続・吾輩はヲタである

JR券をメインとしたきっぷのブログ

複数着駅の乗車券

複数着駅の乗車券

A0719

福井駅の自動券売機で発売された京都・長岡京・木幡までの乗車券です。昔の硬券のように複数の駅が着駅になっています。

このきっぷを見て気になったのは東海道(京都)線や奈良線の着駅はあるのに、なぜか山陰(嵯峨野)線方面の着駅がないことです。福井駅から2520円区間(160Kmまで)の区間だと嵯峨嵐山駅まで含まれます。山陰線方面に乗り継いだ際に京都駅から起算して別途精算させられていたとすれば不公平な話です。

また、このきっぷで京都駅で途中下車せずにUターンして東海道線守山駅まで乗り越した場合の精算額はいくらになるんでしょう??この場合、分岐となる「山科~守山間」から「山科~元の乗車券の着駅」の運賃の差額になりますが、元の乗車券の着駅をどことみなすかによって精算額が変わります。

山科~京都:180円

山科~長岡京・木幡:320円

山科~守山:400円

すなわち、この乗車券の着駅を京都駅とすれば精算額は400-180=220円で、長岡京or木幡駅とすれば400-320=80円で済みます。実際に現場ではどういう運用になっているのか気になります。