休日お出かけパス
「休日おでかけパス」は今年3月から「ホリデー・パス」の代替として発売されているきっぷです。「ホリデー・パス」の頃より若干JR線のエリアが広がった代わりに300円値上げされています。拡大されたエリアは以下のとおりです。
- 東海道線…平塚~小田原
- 八高線…高麗川~寄居
- 高崎線…熊谷~神保原
- 上越新幹線…熊谷~本庄早稲田
- 両毛線…足利~小山
- 東北(宇都宮)線…小山~自治医大
- 水戸線…下館~小山
- 内房線…木更津~君津
- 久留里線…木更津~上総亀山(全線)
言い方は悪いですが、この程度のエリア拡大だけで20年近く発売され定着していた「ホリデー・パス」をわざわざ改称するほどのことはなく、単純な値上げでよかったように思います。
このきっぷは東海道線・大磯駅で購入したものです。大磯駅は今回のエリア拡大に伴って利用できるようになったため、こうして購入できるようになりました。きっぷのレイアウトは「ホリデー・パス」の頃とほとんど変わりません。
【ひとこと】
「ホリデー・パス」自体がもともと値ごろ感のあるきっぷだったので、今回の値上げは拡大されたエリアを使うか否かできっぷの印象も変わると思います。せっかくなので、私は今回拡大されたエリアを絡めて旅程を組んでみました。
地元駅~JR・富田…(バス)…東武・足利市~東武・伊勢崎…(徒歩)…JR・伊勢崎~神保原~地元駅
間に東武を挟んで空白部分を買い足した上で両毛線~高崎線を乗り継ぎました。この場合のようにフリー区間の末端駅からフリー区間外を経由して別の末端駅へ移動する場合(例:下館~土浦、成東~君津など)はその区間の乗車券が必要になり、東京近郊区間の大回り乗車は無理なんじゃないかなと思われます。
また、「ホリデー・パス」は東京モノレール各駅でも発売されていましたが、「休日お出かけパス」についてはHPに案内がないので、発売していないと見てよさそうです。
使い勝手…★★★★★
お得感…★★★★☆
当日発売…可
小児用…あり